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ガンダムシリーズ

水星の魔女 ケナンジ・アベリーはなぜ太ったのか?トラウマ?自然に?考察してみよう!

今回の記事は、ケナンジ・アベリーのトラウマやあのお腹そして、2機のモビルスーツを比較し考察していこうと思います。ケナンジ再登場は、シーズン1の第11話で艦長に昇進していました。しかし、予想外に激太りしていた。

これには、一部の人は違和感を覚えると思います。もちろん部下の人も、『あのお腹ではMSのシートに収まらない』と言った具合に陰口叩かれるほどのかなりの激太りでした。彼の肥満の理由に疑問を抱く人も多いでしょう!私もその一人です。

プロローグで大活躍のエースパイロット

最初の登場は、モビルスーツ開発評議会の特殊部隊であるドミニコス分隊のパイロットとして水星の魔女のシリーズゼロ・プロローグでの登場でした。プロローグの後にいずれは登場するだろうとは思っていましたが、まさか!でした。彼はイケメンで、魅力的なキャラクターであると考えられていました。

フォールクヴァング襲撃の立役者。GUND-ARMの試作機のルブリス量産型を2機も撃墜した、正真正銘のエースパイロットでした。搭乗した機体は、ガンダム殺しの異名を誇るベギルベウ。GUNDフォーマットのリンクを阻害するノンキネティックポッドが搭載されており、その実力は遺憾なく発揮された。プロスペラからすれば夫と同僚を襲撃した張本人。いずれは標的となる可能性もありますね。

ペルギベウとベギルペンデを比較してみよう!

ペルギベウ ペルギベンデ
型式番号 CEK-040 CEK-077
全高 18.3m 18.2m
重量 55.1t 52.9t
製造 グラスレー・ディフェンス・システムズ グラスレー・ディフェンス・システムズ
パイロット ケナンジ・アベリー グラスレー寮 ドミニコス隊
固定兵装 フットユニット(鉤爪)×2 フットユニット×2
携行兵装 ベイオネット×2
ベイオネット内臓二連装
ビームガン
ノンキネティックポッド×2
ビームライフル×1
ノンキネティックシールド
ビームサーベル
アンチドート

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ベルギペンデは、ベルギベウの後継機となっています。その特徴は、どちらにもGUND-ARMリンクを阻害する『アンチドート』が装備されている。グラスレーはよほどGUNDフォーマットに危機感を覚えたのか、リンク制圧の秘密兵器を用意していたとは驚きでした。

ペルギベウの背中には、アンチドートを発生させるキネティクポッドを2機装備しています。重量はキネテックポッド2機が装備されているせいか、21年経過しているので軽量化されているのかベルギペンデの方が軽い。MS重量は21年経過して軽量化を果たしているが、パイロットのケナンジさんは重量増となっている様子。

GUND-ARMリンクを阻害する『アンチドート』

「ヴァナディース事変」とグラスレー寮とGUND-ARM Inc.(地球寮)の団体戦や、ベネリットグループ開発プラント「プラントクエタ」を襲撃したGUND-ARMの迎撃で用いられた装備です。この装備は、21年前の「ヴァナディース事変」で初めて使用された武器でケナンジさんがルブリス量産型を2機撃墜した際に用いられた。GUNDフォーマットリンクを阻害する事が可能で、アンチドートとは、文字通り解毒剤を意味します。

GUNDフォーマットに毒された人間を解毒すると言う意味なんでしょうね。グラスレーの秘密兵器とも呼べる代物ですが、GUNDフォーマットが禁止なって以降も秘密裏に開発されていたんでしょうね!しかし、パーメットスコア4以上になるとオーバーライドされ阻害不能になっていました。パーメットスコア4以上と言うのは、通常の人間はもちろん、ましては強化人士でもたどり着けない未知の領域。

だからこそエリクトのパーメット耐性は、人知を超えているって事でしょうね。ガンダムと言えばニュータイプ(新人類)なんですが、水星の魔女では、魔女=ニュータイプと考えています。ヴァナディース事変の際に、ガンダムルブリスをいとも簡単に動かし、パーメットリンクにも軽く同調し、ガンビットを難なく操って見せたエリクトこそ真のニュータイプ(魔女)と言う事は間違いないでしょう!

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ケナンジさんの変化の理由

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ケナンジさんは、かなりのキレ者。シーズン2の19話。地球での交渉で、前回フォルドの夜明けに拘束されていた際に、グエルにご飯を運んでいた少年との何気ない『プリンス』と言う言葉から裏で糸を引いている人物が、グラスレーのシャディクと気が付きました。この時点でキレてる。

クエタ襲撃の手引きを行ったシャディクに対し、冷静さを欠いているグエルに対して、落ち着いて先にサリウス代表の身柄確保が優先だとたしなめるなど冷静さも持ち合わせています。長官昇進の理由としては、20年以上前のフォール・クヴァング襲撃事件での量産型ルブリスを撃墜した功績があったのではないかと推測できますね。

あれから21年経っているとは何とも残酷です。当時20代後半だったとすると現在40代半ばと推測できます。かなりの体重が増加しているにもかかわらず、依然として若々しいように見えますが、これはおそらく彼のスキンケア習慣の賜物だと思われます(笑)。

ガンダムがトラウマのケナンジさん

シーズン2の20話で、シャディク隊の襲撃を受け、グエルや部下たちと共に応戦する。激しい攻防が繰り広げられる中、彼だけはサビーナたちの妨害を潜り抜け一足先に学園に到着する。捜査の為、生徒たちにその場を動かないように指示を出すも、直後ノレアがガンヴォルヴァと共に学園で大規模な破壊活動を開始。彼女を止める形で21年ぶりにガンダムと交戦することとなる。「ガンダムは、もう勘弁なんだけどなぁ!」

このセリフの際、何故か冷や汗をかきながら右腕を押さえていたケナンジさん。ガンダムはかなりのトラウマだったようです。確かにガンダムの掃討作戦の最前線でエリクトの父ナディムとの戦闘でパーメットスコア4で戦闘域から押し出されその時に、父子の最期の会話は、ハッピーバースデイがパーメットを介して流れてきていました。そらートラウマにもなりますよね!そのトラウマを抱えたせいなのか?この体型変化は?

それでも、大暴れするノレアのルブリス・ソーンに対し、実戦仕様のビームを難なくシールドで凌ぎ、接近戦でも互角に立ち回るなど、ドミニコスの長に相応しいパイロット技術を見せつけていました。ノレアとの決着は付かなかったものの、パーメットスコア3を解放したガンダムを相手に失ったのは機体に装着していた盾だけであり、無事にこの騒乱を生き抜いています。凄くないですか?生身の技術のみでパーメットスコア3のガンダムと渡り合える技術。流石です。学園での戦闘という状況から、破壊が目的のノレアとは異なり、ケナンジは立場上周囲の被害を考慮して被害を最小限にして戦う必要がある=全力を出せなかった点も考慮に入れると見事と言わざるを得ないですね。

今後の展開は如何に?

ノレアのルブリスソーンがビームで撃ち抜かれ目の前でお亡くなりなった現場を見て、暴走モードとなりガンヴォルヴァが再度動き出したスキに戦線離脱した5号。乗り捨てられたルブリス・ウルが回収されていますが5号は難なく逃亡。行方が気になりますね。地球で大暴れしているプロスペラとエアリアルは、恐らく離脱しクエタに向かうと思います。明日放送の今できる事。プロスペラがメインで話が展開すると思いますね。

何故なら、クエタにはクワイエット・ゼロに必要不可欠な物があるとの事で、その情報を宇宙議会連合のエージェントにフェン・ジュン話す途中に、プロスペラの秘書兼ボディーガードのゴトイにフェンは、撃たれてしまいました。そのまま出港したので、間違いなくクエタに向かうと思われます。舞台はクエタに移ってくと思いますね。未だ意識の戻らないダブスタクソ親父もそろそろ目を覚ます時期かもですね。

一体、クエタに何があるのか?そして、本腰を入れる宇宙議会連合とはどんな組織なのか?生への執着が半端ない5号の行方は、何処に向かったのか?ガンダムファラクトの奪取か?あの絵の風景を探して地球に向かうのか?それともペイルテクノジー社の襲撃か?今後の動向が気になるところです。

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