引用:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』場面カット(C)創通・サンライズ

ガンダムシリーズ

閃光のハサウェイの続編が遅いすぎる!!そしてなぜ『酷い』と言われるのか?その理由を解説します!

今回は、なかなか第2部が公開されない機動戦士ガンダムシリーズの

劇場版アニメ『閃光のハサウェイ』についてご紹介していきます。

本作は『機動戦士ガンダム』の生みの親、富野由悠季さんが、

1989~1990年に執筆した小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

全3巻(上・中・下)を映像化した作品です。

本作の主人公はガンダムシリーズで活躍してきた

かつての英雄ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノア。

彼は『マフティー・ナビーユ・エリン』と名乗り、

反地球連邦政府運動に身を投じています。

なぜ彼はマフティーを名乗るようになったのか。

そのドラマが緻密に描かれています。

閃光のハサウェイのスケジュール

3部作で構成されるアニメ作品『閃光のハサウェイ』は

、計3部からなる劇場版アニメ作品で映画 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

続編となる内容が描かれています。

2019年にガンダムシリーズの40周年記念作品、

および『UC NexT 0100 PROJECT』の一環として

3部作の映画化が決まりました。


閃光のハサウェイの第1部の状況は?

第1部は、当初2020年7月23日に公開される予定でしたが、

新型コロナウイルス感染症の拡大により複数回にわたって公開日が延期となり、

2021年6月11日にようやく公開となりました。

公開日の延期もあって第1部は爆発的ヒットを記録し、

初日で2億円近い興行収入となり、人気の高さから3カ月以上にわたり上映され、

最終的な興行収入は22.3億円を超える興行収入を記録しました。

閃光のハサウェイの第2部はどうなるのか?

第2部の副題は、2021年9月2日に行われたイベントで、

仮ではありますが『サン・オブ・ブライト』となることが発表されています。

続編となる第2部は、第1部の公開から2年近くが経った現在も公開されていません。

第1部が、当初の公開日から1年近く延期されたため、

第2部も早い段階で公開されると思われていましたが、

現在も第2部の公開日は明らかになっていません。

後で詳しく述べますが、2024年夏頃ではないかと思われます。

以前、閃光のハサウェイ2(仮)について詳しく解説してます。

閃光のハサウェイの第3部の上映予測は?

現時点では、第2部も公開日が発表されていないため、3部作の最終章となる第3部の公開日も公表されていません。

まだ第2部の公開日も明らかになっていませんが、ファンの中では、第2部の公開が2024年夏頃と予想されています。

だとすれば、第3部の公開は2025年冬頃〜2026年夏頃ではないかと予想できます。

3部作発表からもう4年も経っていますから、第2部と第3部は、そう期間はあかないのではないでしょうか。

と、期待したい。

閃光のハサウェイ2続編が遅すぎる件いつになるのか?

第2部の舞台はオーストラリアで、コロナ禍で取材ができず、

制作が遅れているという情報があったため、行動制限も解除されている現在は、

制作も順調にいっていれば、来年2024年夏頃には公開されるのではないかと思われます。

しかし、2021年の取材でも2024年のパリ五輪でもないかもしれない。

あんまりお待たせしないうちに・・・と、言っていました。

そして、2023年2月にプロデューサーのインタビューでは、第2部では制作フローを

第1部のときとは全部変えて、スタッフと一緒に考え方も変えて臨んでいるとのこと。

そして、第2部から参加する新しいスタッフでの新体制であったり、新たな手法を取り入れているようです。

しかも、シナリオはすでに一度上がっているのですが、監督が絵コンテの準備のためにシナリオを調整して、

現在は絵コンテ作業を進めてもらっている状況。

今回は3Dをベースにする作り方で、設定などもどんどん作業を進めていますとのことでした。

TVアニメの1話制作にかかる時間は約1ヶ月と言われており、アニメ映画となれば約1年〜2年と言われています。

どんどん作業を進めているのなら、もしかしたらパリ五輪の2024年夏頃に期待ができそう?

まぁ、こんな感じなためファンは遅いと感じているようですが、

もうここまできたら気長に期待して待つというファンもいます。

閃光のハサウェイの原作あらすじ

第1部では、原作小説の上巻にあたる内容が描かれていました。

そのため、続編となる第2部では原作の中巻~下巻序盤の内容が描かれるでしょう。

しかし、取材で『第2部は3部作の中でも一番原作と違った話になるかと思います』と発言しており、

どのような改編がされているかも注目です。

閃光のハサウェイ原作の上巻

月から密かに送り出されたガンダム受領のため、高官向けシャトル『ハウンゼン』に乗船していたハサウェイは、

数奇な運命の巡り合わせで反乱組織『マフティー』殲滅の任を負った軍人・ケネスと懇意になります。

彼は、ケネスら連邦の目を狡猾にかいくぐり、Ξガンダムに乗り込むこと自体には成功します。

しかし、直前に隕石に偽装したガンダム降下を察知されたことで、

ケネス率いるキルケー部隊と接触。新鋭MSペーネロペーとの戦闘に突入するのでした。

閃光のハサウェイ原作の中巻

地球連邦の抑圧とそれに対する不満は、民衆の『マフティー』への政治的支持と、

『マフティー』とは別にオエンベリの私設軍集結によって表面化しつつありました。

ケネスのキルケー部隊の前任者、キンバレー司令は『マフティー』と、

その賛同者への見せしめとして、オエンベリの私設軍を苛烈なまでに虐殺し尽くします。

ハサウェイらは、オエンベリとの合流こそ叶いませんでしたが、

滅させた張本人たるキンバレーの身柄拿捕に成功。

懸案事項だった連邦会議の開催地が、香港のコワンチョウになったことを知ります。

中巻では連邦のさらなる暴虐と、志はともかく、

組織的に遅れを取るマフティーが、対比されます。

戦いの中で、自分の理想と現実に直面。

マフティーのギャップに思い悩んでいくハサウェイ。

シャアに共感して立ち上がっても、英雄やカリスマになり切れない、等身大の青年像が垣間見えます。

取材でも第2部は、ハサウェイにとってはターニングポイントになる物語になると思うと、語っています。

ハサウェイの過去や内面もよりクローズアップされて、

第1部で前振りしている伏線も色々みえてくることになります。

と、語っていました。

閃光のハサウェイ原作の下巻

連邦の閣僚会議開催地は、オーストラリアのアデレードでした。

地球の汚染を深化させ、事実上一部の特権階級の私物とさせる法案の可決を阻止すべく

『マフティー』は、MS部隊を派遣しつつ電波ジャックでこの事実を曝露。

揺れる世論とは無関係に、ケネスのキルケー部隊とペーネロペーが、Ξガンダム=ハサウェイの前に立ち塞がります。

最後の決戦。

数度の実戦を経たレーン・エイムは驚くほど成長していましたが、

ハサウェイは全ての実力を出し切って、アデレードへと後一歩迫るのでした。

戦闘が激化するのはもちろんのこと、人間ドラマも劇的な展開を迎え、

ハッピーエンドなのか?バッドエンドとなるのか?

衝撃的な結末が・・・。

合わせて読む

 

閃光のハサウェイは酷い!

第1部を見て賛否両論がありました。

まぁ、これはどんな作品でもあることですが、

なぜ酷いという意見が出たのか?

ガンダム用語がわかりにくい

これは、ガンダムシリーズあるあるです。

そして『閃光のハサウェイ』は 『逆襲のシャア』の続編的な立ち位置なのもあり、

前作を含めた用語が多く、わかりにくい作品となっています。

そのため、初めてガンダムを見る人にとっては『よくわからない』という意見が多いようです。

まぁ、少しでも興味があるのなら用語や関連作品を前もって見て学んだうえで見ることをオススメします。

映像が暗くて見づらい

戦闘は主に夜に行われています。

そのためか、画面が暗くて見づらく、どちらの機体が攻撃しているのか分からないという

ガンダムシリーズでは、致命的なことでした。

この暗いという意見は多かったです。

第2部からは、原作より戦闘シーンが少し増えて、手触りもこれまでとは違ったものになるはずと、

取材で語っていたため、期待したいところです。

物足りなさを感じる

これは、原作の小説版の3部作に合わせ、映画も3部作なのに、

そこを知らずに見に行ってしまったがゆえの意見かと思われます。

第1部のストーリーは完結することがないストーリーなので、

それを知らずに見てしまった人は物足りなさを感じたのでしょう。

まとめ

『映像化不可能』とも言われてきた作品です。

登場するΞガンダムやペーネロペーの形状が複雑で、

MS戦の表現が手描きでは難しいという理由の一つだった作品を映像化可能にしているため、

時間はどうしてもかかってしまうようです。

コロナ禍で思うように制作も進まない中、第1部のクオリティーもすごかったため、

第2部はそれ以上を目指していることから、気長に期待して待つしかないでしょう。

2024年夏頃ならいいなぁーと願いつつ・・・

AD

-ガンダムシリーズ