アニメ呪術廻戦では、遂に動く脹相が登場しています。
少し、顔色が悪く違和感ではありますが、腸相について詳しく解説していきましょう！
※注意：このの解説には、物語のネタバレが含まれています。未読の方はご注意ください。
脹相（ちょうそう）の解説を行ってみよう！
腸相プロフィール
| 九相図 | NO,1で長男 |
| 趣味 | 弟 家族が何より大事 |
| 憎き相手 | 加茂憲倫 |
| 声優 | 浪川大輔さん |
なるほど！加茂憲倫(かものりとし)の実験によって、
人間の女性と呪霊から生まれた9人の子供の1人。
呪力で強化した血液を操る術式「赤血操術」を得意としています。
加茂家の人間だからこそ、赤血操術なんですね！
加茂家は御三家の一つで、
真希さん、真衣さんや他にはクセのある人たちがいる家系ですね。
これにより、血液を実体化して攻撃することが可能です。
そのため、虎杖との関係や他の兄弟たち対して強い家族愛があります。
これをきっかけに、彼の行動や選択が大きく変わることとなります。
脹相は「呪術廻戦」の中で、多くの巻やエピソードに重要な役割を果たしています。
戦闘能力や術式、そして過去に関する秘密が明らかになるシーンが多数含まれています。
呪胎九図相図の一胎 腸相
脹相と言えば、「胎呪九相図」という特級呪の第一子としての存在しています。
呪霊と人間とのハーフとして誕生した9名。
この中で脹相は、混血としての優位を持ちつつも、最も人間に近い容姿をしています。
彼は長男としての責任感も強く、特級呪霊と肩を並べる能力を秘めており、戦闘時には「赤血操術」術式を使用します。
ただし、彼は純粋な呪霊とは異なる存在。
彼は人間と呪霊のハーフため、厳密に言うと呪霊とは呼べません。
そのため、脹相の区分は、呪霊ではなく受肉体（呪物が受肉した姿）です。
等級は特級ですが、これは特級呪物・呪胎九相図が受肉した
存在のため、特級の区分になっています。
真人が九図相図を奪取
脹相は、明治時代に加茂憲倫によって生み出された呪胎九相図は、
高専忌庫に『存在を保証する』という縛りで、150年間胎児のまま封印されていました。
しかし、 姉妹交流会の際に忌庫に侵入した真人によって持ち出され、
弟の壊相・血塗と共に人間に受肉されました。
脹相の行動原理は『弟を大切にする』 だけであり、
弟の存在がエネルギー源で、 封印中も壊相・ 血塗の存在だけを
頼りに生命を維持し続けています。
真人や偽夏油らに呪霊側に受肉してもらった恩もありました。
しかし、それとは関係なく、人間側よりも呪霊側の描く
未来の方が自分達兄弟に都合が良いと判断したため、
真人らに協力するようになります。
虎杖との関係
虎杖悠仁とは、羂索を通して血の繋がった兄弟と判明。
脹相は、自らの術式の影響で弟達に異変があれば距離に関わらず察知することができます。
渋谷事変で虎杖を自ら追い込んだ際に虎杖の死を察知したことで、 虎杖悠仁が自分の弟であると気付きました。
脹相達の三人の親の一人『加茂憲倫』は、平安時代に羂索に乗っ取られており、虎杖悠仁の母親『虎杖香織』も羂索に乗っ取られています。
そのため、二人は共通して羂索を親に持っていることになります。
存在しない記憶
・壊相、血塗、脹相、虎杖が仲良く食卓を囲んでいる
・「ほら兄ちゃんも！！」と、虎杖が脹相にご飯を差し出す
虎杖と脹相は過去に出会っていないため、
脹相の脳内に溢れ出した記憶は架空のもの。
また、脹相は血の繋がった兄弟の死を感じ取ることができるため、
血の繋がった虎杖の死も感じとれたと考えられます。
だから虎杖の死の感覚が、存在しない記憶として脹相に伝わったのでしょう。
呪胎九相図の他の兄弟たち
脹相の行動原理は『弟を大切にする』 だけであり、
弟の存在がエネルギー源です。
呪胎九相図の1〜3番（脹相・壊相・血塗）は、
特級呪物に指定されています。
4番以降は、既に亡骸となっています。
一番：脹相 二番：壊相 三番：血塗 四番：膿爛 五番：青瘀 六番：噉相 七番：散相 八番：骨相 九番：焼相
これに＋虎杖悠仁が、十番目の兄弟になります。
父親との関係
脹相ら呪胎九相図には三人の親がいます。
『呪霊の子を孕む特異体質の娘』が、脹相達の母親。
そして、呪霊が父で、ここに羂索が乗っ取っていた
加茂憲倫の血を混ぜて呪胎九相図が生み出されました。
次男の壊相や三男の血塗には、母の記憶がありませんでしたが、
脹相は長男であるため、加茂憲倫が呪胎九相図を生み出すために
母を弄んだ事実も理解しており、
羂索に対して深い怒りを持っています。
腸相 超新星
虎杖相手に使用
脹相オリジナルの技で『百斂』により圧縮した血液を解放し、
全方位に散弾のように撒き散らす技。
単純な攻撃からトラップまで多彩な使い方ができる術式です。
ただでさえ避けるのが困難なうえに、
更に厄介なのが、脹相の血液が人間に対して毒だからです。
脹相は、呪霊と人間の混血ですが、
この血が人の体内に入ると毒としての役割を果たすとのこと。
この設定には強さは関係なく、
1級呪術師の禅院直哉や、
裏梅といった強者にも効果を発揮していました。
しかも、裏梅の反転術式をもってしても毒の中和は不可能。
要するに、血液が体内に入ってしまえば、
その後の戦闘はかなり有利ということ。
ちなみに、虎杖悠仁は猛毒の宿儺を
取り込んでいるので脹相の毒は効きません。
腸相 お兄ちゃん
渋谷事変終盤で虎杖たち呪術高専組と
合流した脹相は、虎杖悠仁と血の繋がりを確信。
その勢いのまま夏油傑（羂索）と敵対して虎杖の味方となっています。
弟ファーストですからね。
その際、夏油傑（羂索）に
「虎杖を！弟を！殺させようとしたな！」と、
利用されていたことを激怒。
呪霊側につく裏梅が、間に立つと
「どけ！俺はお兄ちゃんだぞ！」と意味不明な供述で対抗。
もう虎杖悠仁のお兄ちゃんになっています。
そのため、脹相は『全力でお兄ちゃんを遂行する！』の信条のもと赤
血操術で、夏油たちを攻撃して完全に彼らとは対立。
そんなお兄ちゃんは、直ぐに虎杖悠仁を弟と認めていても、虎杖らは困惑中。
虎杖が、裏梅に氷漬けにされて窮地に立たされた
脹相を救出するも「味方でいいんだな！？」と、確認を取ると、
脹相は「違う！」と一度否定すると
「俺はお兄ちゃんだ」と、真顔で言い直すのです。
虎杖にお兄ちゃんと、認めて欲しい一心なんです。
虎杖も認めた？
しかも、虎杖は脹相の大事な弟を殺しています。
本人も渋谷事変後罪悪感に駆られていました。
しかし、「アレは事故だ」と、渋谷に溢れる呪霊の祓除に協力し、
弟の世話をすることに喜びを感じていました。
そして、九十九由基らとともに天元の薨星宮に訪れた際には、
脹相を皆に紹介する虎杖が「とりあえず俺の…兄貴ってことで…」と発言。
脹相は「悠仁ー!!!!」と、感動を露わにしていますが、
虎杖は無視して先へ急いでしましたが、
少しずつ兄弟と認めてきたということです。
そして脹相は、天元の護衛として薨星宮に残ることにし、
虎杖が立ち去る間際に脹相に感謝を言います。
脹相は「…死ぬなよ」と送り出しており、
虎杖も背中越しに手を振って別れました。
これに、脹相は感激していました。
そして脹相は、自分や弟達の半身である母の呪いのために、
虎杖悠仁の未来のために薨星宮で、
羂索を殺すことに命を懸けるのでした。
一度は、敵同士だったのに、血の繋がりが分かったとたん
お兄ちゃんになれる素早い変わり身に、
本当に弟ファーストなんだと改めて分かりましたね。
渋谷事変時系列マップ
呪術廻戦の『渋谷事変』は、
あちらこちらで戦いが繰り広げられているため、
分かりにくいところもあり、
今まで時系列でまとめたりしていました。
そして、
現在放送中のTVアニメ・呪術廻戦・第2期『渋谷事変』の
特設サイトでも『渋谷事変マップ』が、9月19日に公開されました。
詳しい時系列の解説はこの記事を読めばわかる！
©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会
公式サイトの渋谷事変マップでは、
各キャラクターの最新状況が一目でわかる『現在地』と、
渋谷事変の出来事をまとめた『時系列』を確認することができます。
『現在地』は、アニメの放送に合わせて数週ごとに更新、
『時系列』は、毎週更新される予定とのことですので、
とても見やすいので、チェックしてみてはいかがでしょうか？