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鬼滅の刃

鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 なぜ里が玉壺にバレ襲撃を受けたのか?考察してみました

鬼滅の刃・刀鍛冶の里編で、巧妙に隠されていた刀鍛冶の里.隊士の訪問もかなり厳重に何回も隠しのリレー形式で目隠し絶対に所在がバレないようにしていたにもかかわらず、なぜ上弦の伍・玉壺にバレたのか気になりませんか?そこで、今回どうやって玉壺は索敵し刀鍛冶の里を襲撃したのかを考察していきたいと思います。

刀鍛冶の里とは、鬼殺隊の重要拠点

鬼に対抗しうる唯一の武器である日輪刀を鍛造する刀鍛冶達は皆、この里で暮らし、刀を打ち生活を送っています。そして鬼を倒すための日輪刀を作り出すという高等技術を持っており、何百年にも渡って継承されてきました。


鬼の急所は頸。しかし通常の刃物で頸を斬っても殺せない。鬼殺隊の持つ刀は、鉄の原料となるものの中でも特に品質の良い『玉鋼(たまはがね)』から作られます。それが『日輪刀』なのです。

里の場所は、産屋敷邸と同じく極秘にされ、里に行くにはお館様の許可が必要であり、複数の隠が交代し、案内役の鎹烏も頻繁に入れ替わり、厳重に警戒体制を敷き鬼殺隊を運びます。この際、鬼殺隊には視覚・聴覚を封じられます。炭治郎は、嗅覚も優れていたので鼻栓もされていました。

何故ここまでするのかというと、日輪刀以外の武器や攻撃によって頸が切られた場合、鬼は死にません。日輪刀がなければ鬼を倒すことは、事実上不可能となるため、刀鍛冶と鬼殺隊にとって刀鍛冶の里は、極めて重要なのです。もしも、鬼殺隊から鬼が出ればバレる危険も伴いますからね。それに、鬼からしたら日輪刀さえなければいいわけで、日輪刀の製造元を潰せば鬼にとっては、鬼殺隊を絶滅させるチャンスとなります。では、そんな極秘とされている刀鍛冶の里が、上弦の伍・玉壺になぜバレたのか?そして、なぜ今更襲撃したのか?

なぜ玉壺は、刀鍛冶の里を襲撃したのか?

そもそも何百年もの間鬼が存在していたのに、なぜ今になって里の襲撃を思いついたのか?もっと前に考えついてもいいはず・・・


無惨の目的

・産屋敷一族を葬ること

・青い彼岸花を探し出すこと

これに重点を置いていたのでしょう。そして、玉壺がなぜ里の場所が分かったかよりも、なぜ里の存在がバレたのかというのも気になりますよね。この情報は黒死牟ではないでしょうか?元々鬼殺隊でしたから里のことは知っていた。ただ鬼殺隊を抜けて数百年は立っていると予想出来ます。更に、産屋敷邸と同様巧妙に里も隠しているため、探し出すことが困難だった。そのため、里を探すより上記の方が優先だった。それに、何百年も上弦の鬼は入れ代わっていないため、鬼殺隊との力の差で相手にしていなかった。しかし、下弦の鬼や上弦の陸など殺られ始め焦り始めたため、里に目が行った。黒死牟が、提案したなら里を皆で探し出すなら分かりますが、何故玉壺だったのか?

この襲撃の立案は鳴女説

鳴女の血鬼術は『探知検索』。しかも、産屋敷家を見つけた鬼ですから里も探すことも出来るはず。しかし、上弦の鬼になってから取得した能力で、玉壺は知らないはず。

実はこの銃撃の立案は獪岳説

獪岳は、黒死牟に命乞いし鬼になっています。獪岳は、黒死牟と同様元鬼殺隊ですから里のことは知っていてもおかしくありません。炭治郎や弦弥ですら里に行ってるぐらいですからね。ただ獪岳の過去は、岩柱・悲鳴嶼行冥が心を閉ざした原因である男。

かつて、悲鳴嶼が多くの孤児と共に住んでいた頃『ある子供が、言いつけを破って夜に出歩いていた時に鬼と遭遇し、自分一人が助かるために鬼に悲鳴嶼と他の子供達を売った』という事件が起こりました。その密告をしたのが獪岳。そんな過去がある人間に産屋敷が許可を出すか?と、いう疑問が残ります。しかも、里のことを密告するなら玉壺でなく黒死牟にするでしょ。

それに鳴女もそうですが、鬼達は無惨様に少しでも認め褒められたいですから、無惨に真っ先に報告するでしょう。しかも上弦の鬼同士仲は良いとは言えず、無惨の指示がない限り、協力し合うような関係ではないでしょう。なので、重要な情報はやはり無惨に言うので、玉壺に情報を売るなんて考えられません。となれば・・・

玉壺自力説


上弦の伍・玉壺とは数多の人体を繋ぎ合わせた異形の風貌をもち、壺の中に身を隠しています。壺を使った空間転移を得意としており、自分が転移したい場所に壺をあらかじめ転移させておき、そこから出入りを行う事で移動して敵を翻弄する、搦め手を用いた戦いを基本とする『情報収集能力』や 『探知探索能力』に長けている鬼。

ちなみに、玉壺は芸術家気取りで自ら作った壺で、人間をいけているサイコパス。無惨が言うには『玉壺の壺は意外と綺麗で高く売れる』と、好評なようです。上弦の鬼を集めたパワハラ会議の時に玉壺は、貴方様の望みに一歩近づくための情報を私は掴みました。ほんの今しがた

と、なると玉壺自身が仕入れた情報だと考えれば『壺』を利用したと考えるのがしっくりきます。簡単に考えれば、刀鍛冶の里の人が買ってしまいそれを里に持ち帰ってしまった。ですが、パワハラ会議では情報を手にしただけの段階。確定ではないのでこれは違います。

あと考えられるのは、上弦の陸が殺られてから玉壺が情報を手にしたと言っていたことから、遊郭に玉壺の壺があってもおかしくありません。その戦いの後に、隠達が柱や鬼殺隊などの救護をしていたので何らかの情報を手にした。もしくは、産屋敷家の情報を探れると思っていたら、里の情報をたまたま手に入れた。玉壺は、芸術家気取りでしたから、刀鍛冶の職人に興味を抱いてもおかしくありません。

しかも、パワハラ会議時点では、情報を仕入れただけで、まだ確定ではありません。となると、里の場所をどうやって見つけたのか?玉壺は、壺から壺へと移動するため、いくら人間に売りつけていたからと言って、そんな里まで都合よく壺が置いてあるのか?しかし、最終的に里に玉壺の壺が置いてありました。上手い具合に里まで壺があっり辿りつけた?隠が炭治郎を運んでいる時は、山奥を通っていました。そんな所に壺があったら不自然ですから直ぐバレそうです。ならば、協力者がいた?

となれば、無惨が確定したら半天狗と共に向かうよう指示をしていました。なら、半天狗が置いた?前もって置くなんて、隠と手を組まない限り無理な話。巧妙にしているのに、隠一人味方にてけたぐらいでは無理でしょう。では、誰が?

それが鳴女だとしたらどうでしょう。無惨様が、玉壺に指示をしたということであれば、鳴女も協力したとしたら?眼球による探知探索ならば、半天狗との戦闘の後、禰豆子が太陽を克服したことを知った無惨は禰豆子を探すために全力を投じていました。

その時に鳴女が、無限城の外に目玉のような鬼を放ち、鬼殺隊の6割ほどの居場所を特定し、産屋敷邸の場所を発見しました。となれば、産屋敷邸を特定同様に隠の後を追った。この里の探知をしたことで、鳴女が使えると確信が持てたため、禰豆子の場所や産屋敷家を探すように指示していれば 、玉壺の情報の元で里を特定した。そして、上弦の鬼達を無限城に召喚し、転移させていました。里の場所を探知探索後、玉壺を里に転送したとすれば、里に玉壺の壺が置いてあったのも納得できます。今まで巧妙に隠し続けた刀鍛冶の里や産屋敷邸が上弦のパワハラ会議後から立て続けにバレたのは『鳴女』がキーパーソンだと思いました。皆さんはどう考察しますか?

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