無職転生

無職転生Ⅱ第9話サイレン・セブンスターに怯えるルーデウス!アニメ2期は何話まで放送するのか?

今回はアニメ『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 』9月3日に放送された第9話『白い仮面』についてです。

蘇る記憶

前世の男が、
・調べるほど転移と召喚が似ている事に気付いた
・呼び寄せるのと送り出す、あらゆるものが似通っている
・しかし決定的に違う部分があるそれは人間は召喚出来ない

転移は、人間を送り出すことが出来ます。
それは、転移事件で証明されてます。
すなわち『向こうの世界に転移して帰る』ことなら出来るのか?

そう考えている中で、またまた困った時のフィッツ先輩。
召喚魔術の専門家サイレン・セブンスターを紹介されました。

そして、セブンスターの元に行くと、白い仮面を被った少女が出てきたとたん、ルーデウスは悶絶しながら怯え始め逃げ出し、意識を失います。

目が覚めたルーデウスは、セブンスターが正体を明かします。
それは、同じ日本人であり、転移と転生との違いはあるものの現代から異世界へきたということ。
このことがバレないようにフィッツには分からないように日本語で話します。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
その訳の分からない言葉に動揺するフィッツ。
それに、嫉妬してモヤモヤしていました。

セブンスターの正体とは

セブンスターは、実はナナホシという少女。
本名は、七星静香という名前の日本人です。

ただルーデウスと違うのは、転生して産まれたわけではなく、こちらの世界に転移して来たのです。
なので、姿や顔もそのままでこちらの世界に来ました。

ナナホシの正体は、ルーデウスの前世の男が、死ぬ前にトラッ クから助けた女子生徒です。
一緒に居た男子高校生2人と居た少女です。
ちなみに一緒に居た男性は、篠原秋人・黒木誠司です。ナナホシが、転移してくるまで10年かかっていて、転移と転生によるタイムラグ?

転生と転移の違い

異世界転移』とは、その名の通り現代とは違う異世界に『転移』してしまうこと。
ある日突然知らない異世界に飛ばされてしまってから物語が始まります。

※異世界というのは、現代世界とはまったく異なる世界です。

異世界転生』とは、現実社会で突如として死んでしまい『異世界に転生する』というのが、主なストーリーの導入です。
異世界に転生して新たな人生をやり直すという物語。
また、転生する際に『転生特典』という物を所持している事。

転生特典とは、現実社会に持っていたスキルや知識などを持ち越したり、転生時に強力なチート的な能力を得る事ができると言う物です。
この能力によって主人公が圧倒的な強さで活躍するのも特徴の一つ。

ナナホシの目的は

ナナホシの目的は、日本へ帰ることです。
日本にいる家族と彼氏だと思われる一緒に居た男子高生の篠原秋人・黒木誠司に再び会う為、日本へ帰る研究をしています。

こちらの世界に来た当初は、剣と魔法の世界にワクワクしたこともありましたが、
生活習慣の違いや物理法則を無視した現象に適応できず、周りとは距離を置いています。

ナナホシは不老

六面世界に転生ではなく転移した異世界人の特徴として成長・老化どころか、髪や爪が伸びることもく、姿が全く変わらない。
ただし、食事は必要で怪我や病気にはなるそうです。
また、魔力を一切持たないため闘気や魔術は使えない。

ちなみにこの世界ではあらゆるものに魔力が宿っているようで、フィッツを怒らせた際に指輪をはめて防御していたのは、これが理由。

転移事件の原因となった人物

ナナホシは『フィットア大規模転移事件』の原因となった人物です。

ナナホシが、異世界へ召喚されたタイミングと災害が起こった タイミングが同じなのでその可能性が非常に高いです。
とは いってもナナホシが意図的に召喚されたわけではないので、 ナナホシも犠牲者の一人ということになりますね。

ナナホシの仮説

ナナホシ曰く、異物の自分がこの世界に干渉しすぎると『排除』されかねない。
だから出来る限り干渉しない。
この世界自体が、恒常性を持っているんです。

原作158話『ナナホシの仮説』では、ルーデウスから渡された老デウスの日記を元に、彼女はこんな考察をしています。

『未来で誰かが何かをやった結果、ナナホシが召喚され、ルーデウスが転生したのではないか』という考察です。
この『誰か』というのは『ヒトガミが死ぬ未来を切望している誰か』という意味になります。

未来を変えたい誰かによって2人は、異世界へ送り込まれ、その結果として、フィットア領転移事件が発生したとナナホシは考えました。

過去転移魔術や召喚魔術には、計り知れないほどの膨大な魔力エネルギーが必要です。
つまり、フィットア領の人や物は、そのエネルギーとして代替えされたということになります。

つまり、ナナホシが召喚された結果『つり合い』を取る為に、転移事件が発生したということらしい。
このナナホシの考察から転移事件の原因を推測すると、ナナホシが、関係していたことは間違いありません。
まぁ、ナナホシも被害者なんですけど・・・

召喚したのは誰?

※ここからはネタバレになります。

物体の時間を巻き戻す神子リリアは、ルーデウスたちの生きる時代よりも未来で、悲しい人生をループしていました。

それを変えたのが、篠原秋人です。
ナナホシとは、別の世界に召喚された高校生で、原作のプロローグに登場しています。
ナナホシが、現代で一緒に居た少年。

第1話曰く『行方不明は二人』は、黒髪の少年が聴取を受けるシーンがあったので、茶髪の少年が秋人となり、一緒に転移したようです。

リリアは、自分の人生に絶望し『誰か助けて』と強く願いました。
そして、篠原秋人が召喚されたのです。
やがて、彼は戦争に巻き込まれ、フィットア領・ロアの町で戦死します。

リリアはもう一度、篠原秋人と生きる未来を歩みたいと願い、神子の力を使い時間を巻き戻しました。
そのときに、リリアと世界の力の間にひずみが生じ、時空の裂け目ができたのです。

ルーデウスが、10歳のときにサウロスとロアの町で見た『赤い球』です。
リリアと世界の力は拮抗し、しばらくは停滞していました。

そんなある日、時空の裂け目に将来ルーデウスとなる魂が迷い込み、世界に変化を起こします。
その変化は世界の抵抗力を弱め、甲龍歴417年にナナホシが、召喚されました。

このときに、フィットア領転移事件が起きています。

オルステッドとナナホシの関係

ナナホシが、こちらの世界に転移してきたのは、 フィットア領転移事件の時にこちらの世界に転移してきました。
なので、ルーデウスが生まれてから10年後ということになります。

ナナホシは、異世界に転移した場所はアスラ王国の何もない草原でした。
そこでナナホシは、野垂れ死にそうになったところでオルステッドに助けられます。

一緒に旅をする

その後3年間、ナナホシはオルステッドと共に行動します。
その間に言語なども習得し、オルステッドと共に一緒に転移しているかもしれない異世界人や日本に戻る情報取集をしていきます。

しかも、一年で世界中を回ったらしい。
ナナホシ曰く、人魔大戦時の遺跡を使い、転移魔法でショートカットしたらしい。
各地に転移装置が残ってるのか?
ルディは、魔大陸帰還だけで三年を要しましたからね。

ちなみに原作52話の『ターニングポイント2』で、ナナホシは初登場します。
ルーデウスたちと出会った場所は、ベガリット大陸にある『赤竜の下顎』です。

一方、ルーデウスたちはアスラ王国に向かって旅をしている最中で、その道中に出会っています。

ナナホシが初めて登場するこのエピソードは、無職転生の物語を大きく左右する、まさにターニングポイントとなりました。

ナナホシには、オルステッドの嫌われるという呪いが効かないため、オルステッドもナナホシのことは、気に入っていました。

ルーデウスとの出会い

オルステッドと旅をする中で、 ナナホシはルーデウスのいる 『デッドエンド』と遭遇します。

そこでルーデウスはヒトガミの使徒と判断されオルステッドに殺されかけてしまいますが、 ナナホシはオルステッドに物怖じしないルーデウスを見て、異世界人である可能性が高いと判断し、ルーデウスの治療をオルステッドに頼みます。
なのでナナホシは、ルーデウスの命の恩人ということになりますね。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
しかし、このことがあったため、魔法大学で会った時に怯えたんですね。

大学では特待生

ナナホシは、オルステッドと旅をしている中で『何者かの手によって召喚されたのではないか』という疑念を持ち、オル ステッドとは別れラノア魔法大学にて召喚術の研究を始めます。

大学でのナナホシは偽名を使い『サイレント・セブンスタ ー』と名乗っています。
ナナホシは、日本に居た時の知識で食堂メニューの改善・ 制服の考案・黒板の開発などを行い特待生として入学します。

2期6話で、ルーデウスが『食堂の料理が舌に合う』と、
日本の料理に似ていると言っていたのは、ナナホシのおかげ。

基本的に研究室に籠り召喚術のことをずっと調べており、誰とも関わらないようにしていました。

そして、同じような境遇でこの世界へきた2人は、転移事件について知りたいルーデウスと、魔力が必要で召喚魔術を調べ日本へ帰還を目指すナナホシは、お互い協力関係を結びます。

ヒトガミとは

ヒトガミは太古の七神の生き残りです。太古の七神とは、はるか昔の神の時代に六面世界を支配した七柱の神のことです。

①人神:人の世界
②魔神:魔の世界
③龍神:龍の世界
④獣神:獣の世界
⑤海神:海の世界
⑥天神:天の世界
⑦無神:無の世界

六面世界とは、無職転生の舞台ともなっている世界。
無職転生の世界では、人・魔・龍・獣・海・天の6つの世界が、サイコロのような形で存在しています。
無職転生は、この中の『人の世界』になります。

ヒトガミの暗躍によって『人の世界』以外の5つの世界は滅び、滅んだ世界の魔力が 『人の世界』へと流れ込んだことで、今のような世界となりました。

ちなみにヒトガミは六面世界の内側にある『無の世界』という何もない真っ白い世界に住んでいます。

人神とヒトガミの違い

ヒトガミは『人神(ジンシン)』が、単なるあだ名というのも嘘。
人の世界の神は『人神(ジンシン)』だったが、いつの間にか入れ代わりヒトガミは、初代龍神が『人神(ジンシン)』と区別するためにつけた名前である。

つまり、ヒトガミは、創造神が生み出した人神『ジンシン』とは、別の存在。
創造神が認識していない、無の世界で生まれた存在が、人神『ジンシン』に成り代わるか取り込むかしたのだと魔龍王ラプラスは推測しています。

ヒトガミは、第1期・9話の冒頭から大きな魔力災害で、魔大陸に転移させられてしまったばかりのルーデウスの夢の中に現れた、非常に胡散臭い存在です。

ヒトガミの能力

強力な遠視と未来視の能力を持っています。

遠視によって世界中を監視しており、未来視によって相手が、どんな未来を辿るのかを見ています。
ただ未来視に関しては制限があり、3人までしか未来を視ることが出来なく、一度に助言を出せるのも3人までです。

しかし、ヒトガミは自分の未来を見るのを辞めればもっと多くの人の未来が、視ることが出来きます。
しかし自分の未来の為だけに行動しているので、辞めるなんてことはないですね。

夢に現れ助言

ヒトガミは、夢に登場して精神体に話しかけてきます。
ルーデウスもそうでした。

都合のいい未来を相手に教え誘導することで、最終的には、自分にとって都合のいい世界に変えています。
最初の内は本当に都合にいい未来を助言して相手を騙し、最後は嘘をついて落とします。

ヒトガミの目的は?

ヒトガミは、敵であり悪い神です。

ただヒトガミの目的は不明です。
なぜ六面世界を滅ぼしたのかもよく分かっていません。 しかし、 全ては自分が生存するためにやっていることだと思われます。

外道なヒトガミ

ヒトガミは性格はまさに外道そのものです。

自分の助言に騙されて苦しむ人間の顔を見るのが好きで、笑 いながらコケにしてきます。
ヒトガミに助言された者は、敵でも味方でも、ロクな結果に終わらないと言われています。

人神とオルステッドの因縁

オルステッドの正体は、初代龍神の一人息子で、ヒトガミを倒すために太古から現代へ送られた龍族です。
ヒトガミは、オルステッドの父・初代龍神を殺しています。
龍の世界を滅ぼされた仇として、オルステッドはヒトガミを殺そうと何度もタイムリープを繰り返しているのでした。
その数は100回以上です。

ヒトガミ曰く『オルステッドはザコ』だと言っています。
なのでヒトガミは、オルステッドを敵視していますが、そこまで脅威だと感じていないようです。

使徒を使い裏で戦う

ヒトガミの戦い方は、使徒を使って攻撃をしてきます。 同時に3人まで助言を出すことが出来るので、 使徒は一度に3人まで使うことが出来ます。

最初は、ルーデウスの家族を人質にとってルーデウスをオルステッドに戦わせました。
ですが、結果は失敗しルーデウスはオルステッドに付くことになります。

フィッツ先輩との今後

今回もアニメ冒頭からプルセナの肉を食べるルーデウスとのおふざけシーンがありましたが、それを見てモヤモヤ。
アリエル王女やルークは、フィッツがルーデウスばかり見てると言われ動揺。

しかも、まだ名乗ってなかったと知ると、ルークは驚いていました。
だってシルフィだと名乗ってんのに忘れたと思ってたから『物忘れが激しい』と、言ってしまったのに・・・
誤解だったんですね。

アリエル王女もルークも名乗らないと無理だと思ったようです。
確かに、フィッツは男だと思ってますからね。
ルーデウスが、フィッツ=シルフィと気付くのはなかなか難しそうです。
これはもうフィッツが、自ら名乗るしかありません。
アリエル王女もあとはフィッツに任せると、後押ししてくれましたから。
あとは、フィッツ次第となりそうですね。

アニメ2期は何処までなのか?

アニメ・無職転生Ⅱは、2023年7月7日に、分割2クール全25話にて放送されることが発表されています。
・第1クールは2023年7月~9月
・第2クールは2024年4月~6月
各11〜12話ではないかと予想します。

アニメ1期では、幼年期編から少年期編までが放送されました。
小説版・6巻

そしてアニメ2期は、青少年編へ突入。
エリスと別れてから、約2年後が舞台です。

なので、
1クール目は、シルフィと結婚するところまで。
小説版・10巻まで

2クールは、青少年編の途中、母ゼニス救出に向かい、ロキシーと結婚。
小説版・12巻まで

2クール目は、ロキシーとの結婚と、シルフィとの子供が出産されるところまで放送すると予想します。

なぜなら、1期最終回では、エリスが去った理由を、自分に愛想をつかしたと勘違いしたルーデウス。
その失意のまま、行方不明の家族を探す旅を再開。
哀愁漂う悲しい結末で終わりました。

なので、2期・2クール目をロキシーの結婚までいかないと、またルーデウスが、失意のどん底までになってしまうため、第1期と同じ終わり方になるからです。

それに2期は、フィッツ=シルフィとの関わりを中心にストーリー展開されているので、切の良さを考えたら、シルフィの出産までが、スッキリするかなと思います。

次回第10話『この気持ち』です。

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