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ガンダムシリーズ

水星の魔女の3親子の明暗の別れ方が凄い‼スレッタは洗脳なのか?解説します。

それぞれの逃げ出すことよりも進むこと

さて今回は、1期最終回である第12話「逃げ出すよりも進むことを」では、色々と衝撃的なことがありましたね。どんな衝撃的なことがあったのかご紹介していきましょう!しかし、あの親子はぶっ飛んでますよね~。『逃げたら一つ進めば二つ手に入る』この言葉に催眠でもあるんですかね?あれだけ人の〇に対して蹲って震えてたのにあの言葉でいとも簡単にフレッシュ・トマト出来るスレッタの神経が恐ろしいです。

まずはジャブ程度のお話から

エアリアル(改修型)が初出撃!

シン・セー開発公社によって改修が施されたガンダム・エアリアル。グラスレー寮との決闘で負ったダメージを修繕しつつ、外部装甲や装備類の刷新・追加が行われたとのことだが、その外見はほとんど原型を留めていない全面改修となりました。

その見た目は・・・

  • エアリアルの特徴だった丸みを帯びたデザインの面影はほぼなくなり、全体的に厚みを増したパーツで構成
  • 頭部にはブレードアンテナがもう一対追加
  • 翼型のバーニアを追加し、従来の弱点だった対空性能を克服。
  • 胸部装甲を厚くする事でコックピットの防御力を上昇。
  • 口の赤い部分が増えてへの字スリットが刻まれる。
投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
遂にガンダムらしくなったなぁーという印象です。
それにしてもガンビットの優秀さ!

全体的に色もパステルに近いトリコロールカラーから黄色、赤を少なくしたシックな色となり、本格的な戦闘に向けになった印象ですね。まるで兵器用のようですよ地球の魔女ソフィ・プロネは、初見で相手がエアリアルと見抜きながらも「怖い顔」「前の方が好きだった」など言っているぐらい変わりました。確かに顔の印象は随分変わりましたね。

確認されている武器は・・・

  • ガンビット11基
  • ビームサーベル
  • バルカン砲
  • 大型ビームライフル

大型ビームライフルは、ガンビットと合体することで高出力のビームを発射できるようです。高出力ビームは、掠っただけでMSの四肢を溶解させるほどの威力。でも、ビームの色から殺傷性の低い決闘仕様のままな所は、まだ本気を見せていないようです。では、ここからは衝撃的なことをご紹介していきますね。3組の親子関係が垣間見えたシーンがありました。その3組の親子とは・・・

逃げることを選んだミオリネ

ギクシャク親子ミオリネとミオリネパパ・デリングの親子関係。でしたが、こちらも12話では愛を感じましたねー。ソフィとラジャンの配下の戦闘による爆発に巻き込まれた際、デリングがミオリネを庇って負傷しました。今までそんな娘を大切にしていた印象はなかったのに、このシーンでミオリネパパは、ミオリネを大切なものとして扱っていることが伺えましたね。しかも、ミオリネと対面した時「なぜノーマルスーツを着ていない?」は、「なんで危ない恰好をしているんだ」と心配しているからこそのセリフでしょう。

そして、負傷した際にミオリネに「逃げろ」と言ったりと、今回のデリングはただただ娘を心配して守ろうとするミオリネパパでしたね。クソ親父ではありませんでした。ミオリネの選択は、パパを見捨てられない彼女の情と、かつてデリングができなかった『ノートレット(妻)と一緒に逃げる』というのを今度こそ娘と実現させました。「逃げる」というのはあまり良い意味ではないものの、この親子の選択は前に進むための逃げだったのでしょう。ここまで、あまり良い親子関係でなかったのに12話では愛を感じる意外な展開でした。

スレッタの豹変っぷりに驚いた!

ミオリネを襲おうとしたテロリストをエアリアルで叩き潰し、ミオリネに血に染まった手を差し出す笑顔のスレッタ。どうしたスレッタ?ぶっ飛んじゃったの?と、思うぐらい異様なスレッタ。この時のスレッタは、人の命に手をかけることに対して明らかに抵抗があったはずです。にもかかわらず、笑顔で人を殺せたのは何故だったのでしょうか?今までもスレッタは、魔法の言葉で怖れを克服してきました。

逃げたら一つ、進めば二つ
進むことで誰かが助かる。喜んでくれる。自分のレベルも上がる。スレッタは、自分の善悪の判断よりも「進めば逃げるよりいっぱい手に入る」という母の教えを優先して、それを実行してしただけ。結果、ミオリネを助けられたものの「人殺し」と突き放されましたけど。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
いやー、これはママであるプロスペラが影響していますよね~。進めば二つでフレッシュトマト。完全に催眠に掛かっているようです。

フォルドの夜明けに襲われそうになっていたスレッタを助けたママ。ここまでは、ママらしかったですよ。でもその後がねー。スレッタは、初めて人が命を奪われる場面を見て目が游いで怯えていました。そんなスレッタに対し、いつものように「逃げれば一つ、進めば二つ」を言い出します。この状況でみんなを救えるのは、スレッタとエアリアルだと説いていました。その言葉を受けたスレッタは、素直にママの言うことをきいて、エアリアル改修型に乗って戦場に繰り出したわけです。いやー親ならそんなことさせるかね?あのデリングさえ娘・ミオリネに「逃げろ」と言っていましたよ。

プロスペラもぶっ飛んじゃってますよね。ぶっ飛び親子。「逃げたら一つ、進めば二つ』なんて娘を勇気付ける言葉と思っていたら、ここにきてそういう勇気・・・もうぶっ飛んじゃってるスレッタみたら呪いの言葉。ママならスレッタなら言うことをきくと分かってのことですよね。スレッタもママの期待に応えたい、ミオリネを助けたい一心だったとしてもあれは異常。でも、ここまでママに洗脳されて、一線を越えたスレッタは、これからどうなるのか?もう、人の命に手をかけることのストッパーが外れたスレッタは、戦いに躊躇いもなくなっていくのか?

これは、エアリアル=兵器となる前触れか?

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
これは、エアリアル=兵器となる前触れか?
いやスレッタ=兵器だなこれは・・・

ミオリネとスレッタの今後は?

第11話は、スレッタがミオリネとのすれ違いに思い悩む展開でした。そんなスレッタに対して、ミオリネは「私から逃げないでよ」と抱きつき、「ずっとそばにいて。決闘も負けないで」と素直な気持ちを伝えてました。そして今回12話で、パパとの関係も修復されてきたのに、ショックなことが・・・ミオリネを襲う敵をスレッタはエアリアルで、叩き潰し「助けに来たよ」と血まみれの手を差し出しました。そんなスレッタの姿に、ミオリネが「なんで笑ってるの?人殺し」と怯えてました。こんなこと出来るスレッタじゃなかったのにね。まぁいくら命を助けてくれたとはいえ、ああも平然にしていたらさすがにドン引きですよ。今後ミオリネとスレッタとの関係がどうなるのか?

こんなスレッタにしたプロスペラを敵とするのか?スレッタの目を覚まさせようとするのか?もしミオリネにプロスペラのことを言われたら、スレッタがどう出るのか?スレッタの反応次第で決別するのか?今まで不器用なスレッタを見捨てることなく、色々してきたミオリネのショックはかなりなものでしょうね。

父親をやっちまったグエル先輩の今後・・・

引用元・参考資料 ©︎創通・サンライズ・MBS

そして、12話の一番の衝撃的だったのは、グエルがパパ・ヴィムに手をかけてしまったことですね。今回シャディクに切り捨てられ、プラントクエタが襲撃されてから、それに対抗するために、自らの会社の機体であるディランザ・ソルになんとグエルパパのヴィム自身が乗ってしまったことが悲劇の発端。そしてグエルはというと、捕虜になっていました。そして、スレッタがプラント・クエタにいると聞いて飛び出していきました。
そして、そこにあったデスルターに乗ったグエル。

グエルパパは、ジェターク社旧式MS である『デスルター』を、フォルドの夜明けが使っていたことに対して、怒ってましたし、攻撃。違う違うそれ息子が奪って乗ったやつだよー攻撃しないでーと、思っていましたが、そんなこと知る由もなく敵だと思って攻撃します。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
そりゃ敵の船から出てきたらモビルスーツなら攻撃するよね~!とっても不幸な親子。凄くこの3親子の明暗が明確ですね!

グエルは、恐らく相手がジェターク社の誰かだとは思ってはいましたが、スレッタを救いたいために、まだ死ねないと攻撃をやめない相手にこちらからも攻撃することを余儀なくされました。『俺は敵じゃない!』と言っていましたしね。ここの葛藤する苦しいグエルの表情はやばかったですね。そして、そのままお互いに知らないまま戦い続け、グエルパパは複数弾のミサイルを放ち、グエルが目前で食らいそうになりますが『まだ死ねない!』と、ディランザソルに向かっていきます。

そうして突っ込んだ結果、グエルは相手に謝ったものの、そこでやっと相手が、パパだと気づきます。これはきつかったですね。しかもパパが「グエル、無事だったか、探したんだぞ」の一言が、最期の言葉で父親の機体が爆発してしまう。素直に良いパパとは言えないグエルパパでしたよ。でもこの一言は、やっぱり親なんだなと思わせた表情が見えました。けど、その一言でグエルの心の傷深くなるよねー。こんな所でグエルパパ愛感じるなんてねー皮肉なもんですよ。

グエルは進むのか?逃げるのか?

再起不能に一時的になるでしょうが、パパに子会社での勤務を命じられたことに逆らい、ボブと名前を偽って輸送船でアルバイトを始めたときのグエル表情。自分の居場所を見つけていきいきと働く穏やかでいい顔をしていました。きっと立ち直って自分の居場所を見つけるのではないでしょうか。12話のタイトル『逃げ出すよりも進むことを』結果は父親との対決となってしまいましたが、逃げずにスレッタを助けようと進んだ結果。そして、今後もグエルは逃げ出さずに前に進むのでは?と思っています。でないと浮かばれないグエルパパ。

 

グエルの親子関係はどうだった?

グエルは父親が大好きで尊敬しているのだと思います。何故なら、基本的に父親の言うことに従っているからです。いやいや、グエルパパは決闘に負けたグエルを殴る、寮から追い出すなど、会社の評価を下げる行動ばかりの息子には厳しく接しています。
グエルが結果をだし続ければ、良いパパだったかもしれませんけど、グエルを見放していましたからね。子会社で面倒を見るような感じでしたし。これの何処が好きになるの?と、思いますが、ミオリネに、父親の言いなりだと指摘されて激怒し、温室をめちゃくちゃに壊しました。これは父親に逆らえない、父親を納得させられない自分へのふがいなさからのが暴力的な行為だったのでしょうが、認めてもらいたい一心なこともまた事実だったのでしょう。グエルパパも息子が、立派になって欲しかったためのお互い不器用な親子関係だったのではないでしょうか。12話はとにかく色々衝撃的でしたね。3組の親子関係もすごかったですね。ある意味ガンダムらしくなってきたとも言えます。今後2期が楽しみですね。

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