呪術廻戦

【ネタバレ】死滅回遊は見た?ルールは?プレーヤーは?詳しく解説しましょう

今回は、呪術廻戦の渋谷事変後の死滅回游についてです。

目次
  1. 死滅回游のネタバレ
  2. 死滅回遊の真の目的
  3. 死滅回游のプレーヤー
  4. 死滅回游は面白くない?
  5. 死滅回游はパクリって噂が
  6. 死滅回游のルール

死滅回游のネタバレ

羂索(偽夏油・加茂憲倫)の目的は『日本全土を対象とした人類への進化の強制』。
羂索は非術師・術師・呪霊が全て『人間』という『呪力』の形の『可能性』と捉えており、人間の可能性を試そうとしているようです。

天元を人類と同化させたい羂索ですが、現状では天元と星漿体以外の同化は高確率で不完全なモノと成ってしまうとのこと。

人間の可能性を拡張しようと、呪胎九相図を作り出すなど自ら行動したものの、自身から生まれるモノは自身の可能性の域を出ないという結論に至った羂索。

そのため、自身の手から離れた混沌を作り出すことで、『人間の可能性を試す=呪力の最適化』を成そうとしています。

そのため、まずは死滅回游を行うことで、日本にいる人間全員の呪いをかけて同化の前準備をしようとしています。

つまり『死滅回游』は、羂索である夏油が仕組んだ呪術師同士の殺し合いのゲームです。

別の目的があった?

ただし、泳者の一人であるレジィは、羂索の本当の計画は別にあると確信に近い予想をしていました。

①今回の参加者の中には、鹿紫雲一や日車寛見といった
強者がいる。

②10個あるコロニーに必ず一人は、強い術師が振られているはずなので、弱い術師はすぐに殺されてしまう。
そうなれば早い段階で死滅回游は膠着すると推測。

つまり参加者の呪力を利用するというのはおかしい。
本当に参加者の呪力を利用したいのであれば、強者を各地に放ったりしないはず。

総則にある『永続』は、あくまで隠れ蓑で、本当の目的は、より強い術師を残すこと。
そして羂索は、そこに何か爆弾を落とそうと考えているのではないかというのがレジィの見解です。

死滅回遊の真の目的

このレジィの推測はおおよそ当たっており、虎杖ら呪術高専生が介入したことで、完全に膠着状態となった各結界に、羂索が各国の首脳陣に準備させた軍隊という爆弾を実際に投入しました。

呪力というエネルギーを確保するために術師狩りを行う軍人に、当然結界内の泳者は抵抗するので、状況が再び殺し合いに発展。

ただし軍人は術式を持っていない、さらには呪力と縁がない外国人なので非術師に分類され、泳者にとっては点が低い上に相手の武装と数によっては死ぬ可能性が十分あるため出来れば避けたい。

一方の軍もある程度の被害を受ければ撤退せざるを得ないことから、羂索は『言うほど盛り上がらない』と口にしています。

そこで、各結界に解き放たれたのが呪霊。
軍が結界に侵入する頃には夜になっていたが、その時間帯は彼らのホームグラウンド。
術式どころか呪力操作さえ出来ない軍人は、ほぼ一方的に狩られます。

たとえ呪力と縁のない外国人だろうと、死に際の非術師は呪力を大きく放出する。

羂索は、最初から軍人を術師に当てるつもりはなく、呪霊の生贄として彼らを捧げるつもりでした。

殺し合う泳者と、虐殺される軍人。

これらの大量の呪力によって全ての結界を活性化させ、天元と人類の同化前の慣らしを終わらせるのが羂索の目的。

レジィは、軍隊投入こそが死滅回游の目的だと思っていたが、実際それは『泳者の呪力では結界を活性化できなかった場合の保険』に過ぎません。

しかし『その爆弾(軍隊)によって死滅回游は役割を終える』という推測は見事的中。

死滅回游のプレーヤー

羂索により『呪術』を与えられた者や外部から結界に侵入した者が、泳者プレイヤーとなります。

【呪術を与えられた者とは】

羂索にマーキングされた2種類の非術師となります。

・虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者
※過去の術師などが呪物となり、それが受肉し現代に復活した形

・吉野順平のように術式は所持しているが、脳のデザインが非術師の者
※術式だけを所持していた現代の非術師が「無為転変」により術者となった形

東京第1結界

・虎杖悠仁
・伏黒恵

彼らの目的は大きく分けて2つ。

①伏黒津美紀の救済
伏黒の義姉である津美紀は寝たきりの状態になっています。
津美紀のような人やゲームに消極的な人を救済するために、死滅回遊を抜け出せるルールを作ろうという計画です。

虎杖が日車に接触し『⑩泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる』というルールを追加させました。これにより救済措置は完成。

②五条悟封印の解放
羂索は過去2回、六眼の術師に敗れています。
渋谷事変にて獄門疆に閉じ込められてしまった五条は六眼の持ち主。
最強で呪術師界への多大な影響力を持つ五条の解放が羂索の作った死滅回遊を打破する近道であり、必要不可欠です。

解放のために虎杖らは来栖華との接触を試みています。自らを天使と名乗る1000年前の術師です。
術式を消滅させる術式を持っており、獄門疆を裏側から開けてもらおうと計画しています。

【一般泳者】
・日車寛見
公平と弱者救済を望む余りに道を踏み外した弁護士。
術式発現から僅か12日ながら一級術師相当の実力をもって100点以上を獲得し、虎杖と伏黒が総則を追加するためのターゲットとなる。
正義の女神をモチーフとした式神を持つ。

・髙羽史彦
35歳。
売れない芸人をしていたが、術式の開花と共に吹っ切れセンターマンのような衣装で参戦し、伏黒と共闘する。
ギャグのような見た目と言動だが相当の実力者。

・羽生
結界に侵入直後の泳者を襲う初心者狩り。
それぞれ髪がジェット・プロペラに変形する術式の持ち主。
虎杖を襲うが返り討ちにあい、それ以降の消息は不明。

・甘井凛
羽生と羽場のパシリで、術式は不明。
虎杖のことを一方的に知っていたらしく、西中の虎という異名を知っていた。
羽生と羽場が戦闘不能になってからは虎杖の案内役になる。

・レジィ・スター
潜伏場所に誘い込んだ他の泳者を狩っていた過去の呪術師。
羂索と関わりがある。
レシートを全身に纏った奇抜な衣装が特徴。

・麗美
サソリのような髪の女術師。
結界に入ってきた伏黒を襲うが返り討ちにあい、自らの安全を守る騎士(ナイト)となることを条件に伏黒の案内役を務める。
実は、レジィの仲間であり彼を『本物の騎士』と心酔していた。

・黄櫨折
レジィの仲間。
眼や歯といった自身の身体の一部をもぎ取り爆弾にする。
もぎ取った部位は反転術式で再生可能。

・針千鈞
レジィの仲間。
鋭い爪を武器とする。

・来栖華
天使の異名を持つ1000年前の術師が受肉した女性。
あらゆる術式を無効化する能力を持ち、獄門彊に封印された五条悟を救出する最後の手段として虎杖たちが目指す。

・伏黒津美紀
正体は、1000年前の術師である万が受肉したものでした。
死滅回游から安全に離脱するため、一度参加を宣誓した。
伏黒から貰った100点を消費し、伊地知を身代わり役に離脱を図る。

東京第2結界

・秤金次
・パンダ
・西宮桃

【一般泳者】

・鹿紫雲一
400年前の術師。
歯応えのある相手を求め、宿儺を見つけ出し戦うために100点を消費し総則9を加える。

・シャルル・ベルナール
両親がフランス人だが日本生まれの日本育ちで日本語が堪能。
漫画家志望だが実力は微妙。
死滅回游での戦い方が後ろ向きだと感じており同じ観覧車に乗っていた秤と戦闘。
その後に起こった秤VS鹿紫雲の後少しの間、秤と少し話すがその後の行方は不明。

仙台結界

・乙骨憂太
・三輪霞
※確定はしていないが彼女と思しき泳者が仙台結界らしき場所で描写された。

【一般泳者】
・ドルゥヴ・ラクダワラ
倭国(弥生時代)の術師で、今回で二度目の受肉。
自律する二種の式神を有し、倭国大乱の際に単独で列島制圧を成し遂げた大物。

・石流龍
泳者の中でも最高の呪力出力を持つ過去の術師。

・烏鷺亨子
元藤氏(とうし:藤原氏のこと)直属暗殺部隊日月星進隊隊長。
空を操る術師。

・黒沐死
羂索によって解放された蜚蠊(ゴキブリ)の特級呪霊。ドルゥヴとの相性を鑑み、自らドルゥヴの存命中という条件をつけて休眠していた。
乙骨によってドルゥヴが、殺害されたことで活動を開始する。

桜島結界

・加茂憲紀

・禪院真希
※天与呪縛が完全に成立して呪力の一切を失ったため結界を自由に出入り可能。
ただし、おそらく泳者として参加していない故に、他の泳者を倒しても得点は獲得できないと思われる。

【一般泳者】
・呪霊直哉
突如桜島結界に現れた、禪院直哉の成れの果て。
特級相当の力を得て真希達を襲撃する。

・大道鋼
非術師の泳者。
受肉した無名の剣豪であり、見えず感知もできないはずの呪霊を斬り伏せる規格外の存在。

・三代六十四
河童。
でも呪霊じゃない方向音痴の術師。
相撲に並々ならぬこだわりがあり、戦闘スタイルまで相撲。

御所湖結界

・ロール髪の術師(名称不明)
受肉体。
岩手県御所湖結界に現れたドレスを着て、縦ロール髪の女術師。
何者かに追われてるなかで冷静に現状を把握。
彼女の少し後に東京第1結界にいた黄櫨折も現れたことから他のコロニーから移動した可能性もある。

死滅回游は面白くない?

①総則(ルール)がわかりにくい
総則が分からないと面白くないので、総則をじっくり見てからでないと分からないかもしれませんね。

②登場キャラ多すぎで敵味方がわからない
確かに、新たなキャラが数多く登場するので、混乱してしまうのは納得です。

そして、メインキャラの大きな展開もあまりないため
面白さを感じないのかもしれません。

③コロニーと呼ばれる舞台が多すぎて状況把握が難しい
日本全国10のコロニーでの展開なので、渋谷事変同様時系列だったりあっちこっちで戦っているため分かりにくさはあるかもしれません。

これらのことから、総則が追加もされたり、展開があっちこっちに行くので、混乱してしまうようです。
把握してなければ面白くないと思ってしまう漫画あるあるですね。

死滅回游はパクリって噂が

一部では、死滅回游編が『ハンターハンター』のグリードアイランドと似ているという意見も上がっています。

例えば、
総則の書き方や死滅回游編自体が、HUNTER×HUNTERのグリードアイランド編に似ている。

内容は、ハンターにしかプレイできない『グリードアイランド』という特殊なゲームをプレイしていくうちに、身も心もゲームの中に引きずり込まれてしまっていく・・・
ゲームをクリアして現実世界に戻るためには指定のカードを100枚集めるか、脱出用の激レアカードを手に入れる必要があるといった内容。

ただ、クロロというキャラクターが、自身の能力を封印されており、その封印を解くための人物と出会うという展開が、五条悟の封印を解くことが出来る来栖華の構図と似ているという声が多く上がっているようです。

流石に内容まではパクリとは思えませんが、芥見先生はファンブックの中で『HUNTER×HUNTERが好き』と言っているため、多少意識している部分はあるかもしれませんね。

パクリではなくオマージュ。

死滅回游のルール

人間の可能性を見つけるために永遠に殺し合いをしなければならなく、拒否をした場合は術式を強制的に奪われるといった制裁を受けます。

偽夏油によって非術師に『無為転変』が施されたのは、2018年10月31日24時頃(11月1日0時頃)となっています。
そのため、死滅回游自体は2018年11月1日に開始したと言えるでしょう。
プレイヤーたちは、術式覚醒後19日以内にコロニー内で死滅回游への参加を宣誓する必要があり、それを守らない場合、11月20日頃に術式が剥奪されてしまうことに。

※死滅回游のコロニーは、青森・岩手・仙台・東京・西東京・愛知・京都・広島・鹿児島の計10ヶ所に点在している ようです。
日本の人間を彼岸へと渡す境界が日本の北西に存在し、境界を結ぶように両端に結界が位置していると思われます。
10のコロニーは境界を結ぶ結界と繋がっており、死滅回游に参加するプレイヤーの呪力によって境界が移動している?

泳者(プレイヤー)は術式覚醒後、十九日以内に任意の結界(コロニー)にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。

この話を聞いた時点で11月9日の午前9時、泳者の術師が覚醒したのは10月31日24時頃という事から、彼らが回游に参加するまでの猶予は残り10日と15時間となっていた。

結界は、北海道を除く日本列島の大都市を中心に展開しており、全てを線でつなげると九州南端から本州の北端を貫く形に配置されています。

このルールがないと、術式に覚醒してもいつまでも参加しない人がいると考えられます。

前項に違反した泳者からは術式を剥奪する

19日以内に死滅回游(死滅回遊)に参加しない人には、術式を奪うというルールです。
天元や家入によると、術式を奪われることは死を意味することだそうで、死にたくないという考えで参加を決意する人もいたと思います。

ただ、禪院真希のような『術式を持たない術師』にとっては、ほとんど意味のない罰則となっています。
剥奪された術式がどうなるのか(消失するのか、管理者のものになるのか)は不明。

非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり、死滅回游への参加を宣誓したものと見做す

結界に入れば、誰もがプレイヤー(参加者・泳者)となるというルールです。

ただし元から中にいた人は、一度だけ外に出るチャンスがありました。
そもそも結界の出入りについては規定が設けられておらず、天元はこれを『争いを望まない者に“結界を出る”という目的を提示することで、死滅回游の活性化を図ったもの』だと推測。

呪術にはなんらかの制約を背負うことで効果を増大させる『縛り』という法則があり、これを応用しつつ羂索にとって有利なシステムを構成しています。

泳者は他泳者の生命を絶つことで点(ポイント)を得る

死滅回游(死滅回遊)では、他の泳者を亡き者にするとポイントが入ります。

点とは管理者(ゲームマスター)によって泳者の生命に懸けられた価値を指し、原則術師5点、非術師1点とする

管理者とは羂索ではなく死滅回游のプログラムそのものの事を指し、各泳者に一体ずつ憑く式神『コガネ』が、管理者への窓口となっています。

なぜ回游を仕掛けた本人である羂索ではないのか?
それは、これほどの大規模な呪術を成立させるために自身も『縛り』を負っており、その一つとして管理者になれないのだと天元は語っています。

しかしこれは、虎杖達にとって不利に働いてしまい、羂索を殺しても死滅回游は終わらないことを意味します。

つまり泳者が全員死ぬか、泳者が全員参加を拒否して死ぬか。
どちらにせよ彼らが全滅しない限り、この殺し合いは永遠に終わりません。

泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点(ポイント)を消費することで管理者と交渉し、死滅回游に総則を1つ追加できる

100点を獲得すると、ルールを追加できます。

管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。

100点を獲得すると、ルールを追加できます。
死滅回游(死滅回遊)の管理者は、死滅回游(死滅回遊)の継続に影響しない限り、⑥のルールを認める必要があります。

天元が言うには、ここまでの総則を強いている羂索にこれ以上利益が偏る事は呪術的にないので、ある程度公平な判断が見込めるらしい。

参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する

術式を奪うことは、死ぬことだと考えられます。
これはコロニーに入ったものの、19日間隠れて過ごす、誰も殺さないのは駄目だということです。

追加ルール:⑨泳者は他の泳者の情報を確認できる

このポイントを追加したのは、今まで戦った泳者は貧弱過ぎると不満を持った鹿紫雲が、早く宿儺を見つけるために追加した総則。

これによって鹿紫雲は宿儺(虎杖)のこと、そして虎杖達は100点以上持っている鹿紫雲と日車の居場所をそれぞれ突き止められるようになりました。

追加ルール:任意のポイントを泳者同士で譲渡できる

総則8の『十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者から術式を剥奪する』を逆手に取った総則。
虎杖の希望を受けた日車が追加。

得点の変動さえ見られれば術式は剥奪されないと解釈したもので、これによって無理に殺人を犯して点を奪う必要は無くなり、どちらも死なずに済ませられる比較的平和な選択肢が増えました。

追加ルール:泳者は身代わりを結界外から呼び100点を消費することで死滅回游(死滅回遊)から抜けられる

伏黒が、伏黒津美紀を助けるために作ったルールです。当初は泳者が単に死滅回游(死滅回遊)から抜けられるルールにしようと考えていましたが、却下されました。

追加ルール:泳者は結界を自由に出入りできる

伏黒津美紀に受肉した万が追加したルールです。
万は、このルールで宿儺と戦おうとしていました。

追加ルール:2018年11月18日21時9分で新しい参加者の募集を打ち切る

羂索が追加したルールです。
日本人を呪う下準備がある程度できたといえます。

追加ルール:夏油傑・伏黒恵・氷見汐梨を除く全泳者の死亡をもって死滅回游を終了する

こちらも羂索が追加したルールです。
この状況は、高専側が負けたということです。

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