今回は、TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season 完結編（後編）についてです。
2013年のアニメ放送開始から10年。
ついにエレン達の戦いが幕を閉じる・・・。
進撃の巨人・完結編（後編）はいつ？
完結編（前編）は、3月3日に放送されました。
そして完結編（後編）は、
2023年11月4日（土）24時より
NHK総合にてスペシャル放送することが決定。
配信は、Lemino・dアニメストア・Netflix
・TELASA・U-NEXT・Amazon Prime Video
・DMM TV・ABEMAにて最速配信されます。
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進撃の巨人・完結編（前編）再放送決定
TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season 完結編（後編）の放送を記念して、
10月28日（土）24時よりNHK総合にて、
TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season 完結編（前編）の放送が決定。
完結編（後編）の前に、
ぜひ復習してから完結編（後編）を見れば更に楽しめるでしょう。
進撃の巨人はどんな内容？
進撃の巨人の舞台は、人を捕食する巨人が存在する世界。
巨人を阻む巨大な壁に囲まれた国に生まれ育った
主人公エレン・イェーガーが、故郷を襲い母親を捕食した
巨人を世界から駆逐するため、巨人に対抗する組織・調査兵団に入団し、
仲間たちと命をかけて巨人討伐に挑む物語です。
完結編（前編）あらすじ
原作漫画・第131話〜第134話（コミックス第33巻分）が描かれました。
世界を滅ぼそうと『地鳴らし』を発動させたエレン。
無数の巨人たちが進撃を開始し、あらゆるものを踏み潰していく。
ミカサ・アルミン・ジャン・コニー・ハンジ・ライナー・アニ・ピーク、
そして瀕死の重傷を負ったリヴァイ。
残された者たちが、エレンを止めるため最後の戦いに挑む。
完結編（後編）あらすじ
原作漫画・大135話〜で、最終巻の第34巻収録分。
世界を滅ぼそうと『地鳴らし』を発動させたエレンと、
残された仲間、そして幼馴染のミカサ・アルミンが、エレンを
止めるために挑む最後の戦い。
進撃の巨人・アニメ延期の理由はなぜ？
『The Final Season 完結編』は、前編・後編とも一気に放送されるのが自然ですが、
後編の放送は2023年秋アニメ枠まで延期となっていました。
そして、以前には『進撃の巨人』アニメが3月3日（前編放送日）の時点で
完結する予定だったことも明かされています。
では、何故こうなったのか？
決して、制作会社がアニメの放送を意図的に先
延ばししているわけではないということです。
想定以上に膨らんだ
公式からの発表では、完結編の制作にかかる作業量が想定以上に膨らんでいるとのことでした。
確かに、原作漫画を見たら『進撃の巨人』のストーリーはかなり濃い内容です。
このストーリーを1回の放送で完結までにすると、
映画1回分以上のボリュームになるでしょう。
となると、アニメで前編・後編の2話構成になるのは必然ともいえます。
10年も続いた人気作品なわけですからこれで最後となれば制作側も、
力が入ってしまうのも納得です。
クオリティーの高さ
進撃の巨人を制作するMAPPAは、他のアニメ作品の制作にも携わっています。
直近では『チェンソーマン』『呪術廻戦』と、
人気作品も制作しているため、
毎回クオリティーの高い作画を制作しているので、
時間がかかってしまっているのでしょう。
遅れるのはあるある？
アニメ業界全体でこのアニメ延期はあるある話。
特にコロナ禍の影響もあり、制作が思うように進まないなどありました。
この影響が未だに尾を引いているのではないでしょうか。
そして、アニメ1話（30分）を制作するのに、
約1ヶ月かかるとも言われており、人数も約30人の人手が必要とされています。
上記でも述べたように他の人気作品も手掛けていることを考えると、
人手不足もあるのではないでしょうか。
進撃の巨人・最終回意味分からないって理由
人気作品なだけに最終回には、
賛否両論意見があるのは、よくあることです。
最終回に納得がどうしても出来ないし、
本当にあの最後を作者の諫山先生が描きたかったシナリオなのか？と・・・
しかも『最終回を描き直して欲しい！』と、
日本だけでなく、海外の進撃の巨人ファンからも
最終回を変更して欲しいコールと、変更の署名運動も始まっていたようです。
この署名運動について諫山先生は知っていたようで、
『ジェノサイドを肯定はしていない』と、インタビューで発言していました。
では何が分からないのか？
例えば、最後に出てくる鳥は『エレンの生まれ変わりなのか』は、
読者の想像におまかせします状態。
そして、その他にも意味が分からないと思うことがあったようです。
なぜミカサは度々頭痛を起こしていたのか原因が分からない
これは、ミカサの頭痛は始祖ユミルに頭の中を
覗き見されていたことが原因で起こっていました。
重要な局面で、頭痛を引き起こしていたことが多いので、
エレンが干渉しているのではないかと
思っていた方が多かったのでしょうか。
では、なぜ始祖ユミルがミカサを
干渉していたのか気になりますよね・・・。
エレンとミカサが山小屋で過ごしているシーンはなんだったのか
エレンとミカサが、山小屋で過ごす光景はミカサの妄想だったのか？
エレンが、本当はそうしたかったと望んだ未来なのか？
これは、エレンが始祖の力を使って『道』の中に作った精神空間の話なのです。
精神空間とはいえ、エレンがミカサに伝えたかった想いが伝わります。
エレンの真の目的はなんだったのか
始祖の力を使い超大型巨人の硬直化を解き地鳴らしを発動させ、
パラディ島以外の人間たちを根絶やしにすること
これが、エレンの目的なのではないかと読者に錯覚を起こしました。
しかし実際は、エレンの真の目的は『巨人をこの世から消し去る』ことでした。
そして、自分が悪役になりアルミン達に討ち取らせることで、
人類を滅亡から救った英雄に仕立て上げるという最終シナリオがありました。
エレンが、アルミンを突き放した理由はここに繋がっていたんです。
ミカサと過ごす『道』の中で、エレンが自分の居場所を教えたのも
自分の最期はミカサに託したかったのでしょう。
そして、1巻で描かれた『駆逐してやる！！
この世から・・・一匹残らず』というセリフが、
最終回に見事に繋がっていました。
なぜ地ならし阻止の鍵がミカサに？
始祖ユミルは、初代フリッツ王から奴隷として
酷い扱いを受けていたにも関わらずフリッツ王のことを愛していました。
始祖ユミルにとっての愛は、愛されたいが故に
従い続けることだったのではないでしょうか。
そしてミカサは、虐殺を繰り返すエレンを愛するが
故に自らの手で終わらせることを選んでいます。
始祖ユミルはフリッツ王を愛するが故、
王が虐殺を繰り返していてもそれを止めることはできませんでした。
愛することで従い続けた始祖ユミルとは、
反対にミカサのとった行動こそ『本物の愛』そのものだとユミルには映ります。
自分と似た境遇のミカサがエレンを討ち取ったことで、
始祖ユミルは自分を縛っていた『愛』と言う名の呪縛から解放されます。
始祖ユミルが『道』から解き放たれたことで、
世界から巨人の力が消滅しました。
最後にミカサの前に姿を現し、
彼女から『おやすみなさい』と声をかけられながら静かに消滅。
ミカサのとった行動は始祖ユミルの解放にも繋がっていたんですね。
そして、2000年もの間、始祖ユミルはこの時を待っていたんです。
このように、伏線回収が複雑過ぎて分かりにくいなどがこの他にもあったようです。
伏線回収されてスッキリすることもあれば、分かりにくくて不発に終わったり、
伏線が分からないと回収されているのに、何のことだか分からないなどあったようです。
進撃の巨人『プロフェッショナル・仕事の流儀』が放送
完結編（後編）に先駆け、主人公のエレン・イェーガーに密着するドキュメンタリー番組
『プロフェッショナル 仕事の流儀』のスペシャル版が、
10月23日にNHK総合で放送されることが決定しました。
一流のプロフェッショナルに密着し、
その仕事を徹底的に掘り下げるドキュメンタリー番組。
調査兵団の兵士として、運命にあらがい続けてきたエレンの『仕事の流儀』に迫る。
ミカサやアルミン、リヴァイが語るエレンの素顔。
エレンは何を求め戦い続けるのか？
初めて明かされる心の内。
そして、エレンにとってのプロフェッショナルとは。
といった番組史上初の主人公へのインタビューが行われます。
この番組に関しては、かなりの反響があり賛否が分かれています。
その辺も含め記事にしています。
良かったら一読ください。
まとめ
いよいよこれで最後となるアニメ『進撃の巨人』。
完結編・前編の再放送やどんな伏線がまだ残されているのかを
知ってから完結編・後編を見ることをオススメします。