引用元:機動戦士ガンダム 水星の魔女©創通・サンライズ・MBS

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ガンダムシリーズ

株式会社ガンダムから見えてくる地球寮の未来とGUND-ARMについての考察をお届けします

 

『株式会社ガンダム』って一体なに?

さて『水星の魔女』8話では『株式会社ガンダム』を軌道に乗せるべく、今回はミオリネ達の姿が描かれています。そこで、7話からの振り返りと地球寮の未来について考察・解説をしていこうと思います。会社を作ると言う事は、勿論利益を出さなければなりません。会社設立って大変ですね~。それでは詳しく見て行きましょう!

7話では、強化人士4号・エランが、既に廃棄されているので、 ペイル・テクノロジーズの4人の共同CEOは、オリジナル・エランを使って、スレッタを罠にはめようとします。 手順として

・ファラクトが、ガンダムであることを隠して決闘の場での相互干渉をスレッタに認めさせる。  
・スレッタが、相互干渉があった事実を認めた所で、ファラクトが、ガンダムで有る事を暴露する。  
・相互干渉するのはエアリアルが、ガンダムである為という結論に導く。  
・そしてプロスペラを引きずり出して、エアリアルのヒミツを追究する。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
個人的に大好きな仕上がりの株式会社ガンダムのPV。地球の魔女も大絶賛です。飛べる〜踊れる〜エアリアル〜。

 そのピンチを救ったのが、ミオリネの株式会社ガンダム設立でした。しかし、会社設立には、資金も必要ですし、出資してもらうには、実績と信用が必要です。 でも、ミオリネ個人の実績・信用の不足から出資者の賛同を得られませんでした。そこで、一番確実でも避けたかったであろうクソ親父のデリングに頭を下げ、ミオリネ嘆願し、クソ親父に投資に参加していただいた結果、信頼性の問題が払拭され資金が集まり、目標金額が達成されて事業が始動。ちなみに2400億円普通に考えたらスゲェーですけどでも、この世界では全くと言っていいほど足りませーん。

ファラクトの製造費用とか、ペイル社と申請の開発部門を買い取る費用とか、社員のお給料払えないよーってぐらい、色々とお金がかかってくる。しかも、株式会社ガンダムを設立することは決まったものの、具体的な事業計画はなかったというミオリネ社長。出資者らはボランティアではないため、当然のことながら、会社として正式に事業内容・目標を定める必要がある

水星の魔女には欠かせないGUND-ARM技術について

 

GUND技術を兵器として販売するデメリットとは?

まずは、ミオリネ社長が地球寮の社員に提案したのは、ガンダムを兵器として販売すること。これは、ガンダムを兵器として売る事業が、うまくいけば儲かること間違いなし。まぁ、そうなるよねー。しかも、エアリアルによって、御三家のうち2社のモビルスーツを倒した実績があり、もしも、量産化が成功したらモビルスーツを購入している組織の多くが、欲しがるはず。しかし、ミオリネ社長の意見に対して、地球寮のメンバーやスレッタからの反対を受けた。 何故なら、宇宙産業の発展の恩恵を受けた富裕層を中心に構成され、 経済発展に取り残された地球を捨てて宇宙へと出た経緯から地球居住者であるアーシアンを差別し、見下しているスペーシアン。  

政治・経済の面でもスペーシアンが、優勢であり大資本やマスコミもスペーシアン側についている。そのため、アーシアンはデモで、宇宙事業の為に税金と労働を1世紀半捧げてきたと訴えていた。そのことでスペーシアン側は、デモ隊の鎮圧にベネリットグループ御三家に連なるモビルスーツを投入するなど、アーシアンの生命・人権に頓着しておらず、地球で暮らす人々は非常に苦しい状況に置かれている。また、地球では戦争孤児は珍しくないとのことなので、地球上での紛争や情勢不安な状況が続いている模様。このことで、地球寮は戦争孤児が、ほとんどというのが分かった。ということは、アーシアンとなる。

そのため、自分たちが作ったモビルスーツを使ってスペーシアンがさらに増長するというのは避けたい。 かと言って、アーシアンにのみ販売するというのは、ベネリットグループという立場上難しい。
でも、儲かりそうでっせ。ねー オジェロ。株式会社ガンダムに強制的に入社された際は、「給料の良さ」ばかりを口にしていた。 まぁー社員ならそこは大事。だけど、『自分達が造ったGUNDを兵器として売る=自分達が人殺しに関わる現実』を 直視して動揺していた所を見ると、まぁー根っこは良識あるんだなぁーと。一方、ヌーノは、金を稼ぐためなら何だってやるという性格。 あーあー、社員同士でも意見が分かれましたよ。どうするのかなミオリネ社長。

GUND-ARMを医療として販売する未来とは?

 

その後、ミオリネ社長が、GUNDについて調査する中、次の案を出した。それは、医療への利用を目指すこと。ヴァナディース機関のカルド博士が残したスペーシアンに問いかける動画の内容。 

・GUNDを使うことで、 身体の脆弱性を補う希望の 技術となると語っている。
・それが地球と宇宙の分断と 格差を融和する 可能性があるという。
・GUND開発の本来の理念に 立ち返るような事業内容。

アーシアンもスペーシアンも関係なく、GUND医療によってより安全に宇宙空間でも人類が過ごせるようになり、 人類が差別や格差のない世界で幸せになれるという理念があったが、それが志半ばで途絶えてしまった。この想いを継いで、GUND技術が、本来目指していた医療への利用を目指すこととなりました。しかし、いい使い道なのですが、資金が底をついてしまっているため、この医療目的で、資金調達するのは難しそうですよね。   しかも、シャディクの工作により、学生規則に安全確保に関する条文が追加され、新規事業は、早速暗礁に乗り上げることに・・・と、この流れに、一番気になるエリクトとスレッタの関係をにおわせていました。 プロローグでは、エリクトとカルド博士の関係性が描かれており、エリクトは、カルドのことを『ばあば』と、呼んでいた。もしも、エリクト=スレッタなら、いくら4歳の記憶でも、多少なりとも覚えていたりしてもいいはず。  

しかし、スレッタはGUNDのこともあまり知らず、カルド博士の存在についても初めて知ったようなリアクションを取っていた。何らかの理由で、記憶喪失や搾取でもされてなければ、エリクト=スレッタ説は、かなり0に近いのではないかと思わせるシーン。じゃーエリクトどこに居るのー?スレッタあなたは一体何者なのー???

 シャディクから見えたものとは?

続いて、お邪魔虫シャディク。彼が、ミオリネに執着するのは、ミオリネが手にしたガンダムの存在が大きい。なぜ、シャディクは、ガンダムを欲しがるのか?なぜベネリットグループ総裁の地位を狙うのか?そして、根本的には、なぜ孤児からそこまでの立身出世を望むのかという点。 これは、孤児になった理由が大きく関わっているのではないか?それは両親が手にかけられたではないか?普通に考えたら、グループ総裁の地位までを狙うというのは、戦争によって理不尽に命を奪われていた。そう考えれば、シャディクのやっていることに納得がいく。 いやー、プロスペラは、相変わらず娘ではなく娘たちという表現を繰り返えし、色々とはぐらかしたり、エアリアルは、基礎部分すらわかっておらず何処まで本当なのか怪しさ満載。

そして、一人キャンプ中のグエルの今後も気になりますね。シャディクのお誘いを決闘を避けてきたヘタレにはこびないと、カッコイイことを言って断っていました。 今後、シャディクとエアリアルが、戦いになると考えたら、スレッタ達は、グエルと交流があるため、株式会社ガンダムに勧誘すると思われます。 グエルは株式会社ガンダムに入るのか?株式会社ガンダムはどうなるのか?いやー毎回気になるのは、エリクトは何処よ?スレッタ何者なの?プロスペラ何隠してるの?しかし、それ以外にも気になることが次々出てきますねー。

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