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ガンダムシリーズ

水星の魔女17話で闇落ちスレッタ!遂にあの機体に搭乗するのか?

さて,機動戦士ガンダム 水星の魔女17話『大切なもの』皆さんは観ましたか?今回は、それぞれの大切なもののためにどうしていくか、またそのために苦渋の決断をした回になりましたね。プロスペラの卓越した交渉術にそれぞれの大切な物への思い等々更に展開が読めない自体でした。グエル先輩はミオリネの後ろ盾ってのは予想通りでしたが・・・おっと!その辺りは後ほど解説しますが、かなりのネタバレになりますので十分ご注意ください。

プロスペラの卓越した交渉術と大切なもの

プロスペラ

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プロスペラの交渉術

プロスペラの大切なものは、エアリアル=エリクトそのためには、ミオリネを総裁にさせクワイエット・ゼロを引き継がせること。それに加えて、資金面もあるでしょう。16話でミオリネの父・デリングが、21年前に何をしたかをプロスペラは話しました。ショックを受けていたミオリネですが、そんな復讐のためにスレッタを巻き込み自分の思い通りにさせるのを辞めるように言っていました。結局プロスペラの思惑通り、口車にもまんまと乗せられミオリネはクワイエット・ゼロを引き継ぐために総裁選に出ることになります。ただ、プロスペラは『最後にエアリアルとスレッタを決闘させて欲しい』と言い出します。しかし『でもあの子、おとなしくエアリアルを降りてくれるかしら?』とも言ってました。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
スレッタは用済みなのか?大切な娘・エリクトのために・・・それにしても卓越した交渉術。無理を散々言っといて最後に少し小さな要求を確実に相手に呑ませる。エグイな!かーちゃん。スレッタは、プロスペラにとって何なのか?

復活のグエル先輩!決してなくせない大切なもの

グエル・ジェターク

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Season1の最終回で、闇落ちグエル先輩となりましたが、グエルいじめがひと段落して、ようやくの復活です。あまりにも受難が多すぎる。しかしその受難も次はスレッタに。でも、流石は我が押し。クヨクヨしているようなグエル先輩じゃありませんでした。温室にいたスレッタに『エアリアルを僕にくれ』とエラン5号が襲いかかった所を、グエル先輩が助けてくれました。エラン5号は、◯に怯えていましたから必死ですからね。
でも、またも失敗・・・エラン5号もうあとがない。グエル先輩は、スレッタに、弟・ラウダのおかげで退学届は止めておいてくれていたため、復学出来たと話をします。そして『ジェターク社を立て直したい。あそこだけが俺と父さんとのつながりだから』と、代表になる決意をしたことを話していました。

投稿者ひつじ
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グエルの大切なものためですね。

そして、スレッタに告白もしていましたが、スレッタはミオリネが大切だとお断りしていました。

スパルタ的対応が父親そっくりなミオリネの大切なもの

ミオリネ・レンブラン

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ミオリネの大切なものはスレッタなんですが、大切なものを守るためにプロスペラと手を組んでいます。なので、ミオリネはスレッタを守りたく最後に決闘をさせスレッタをエアリアルから降ろそうとした。しかし、決闘を言う前にミオリネはスレッタに『私がエアリアルを捨てろと言ったら捨てるの?』と、聞いていました。しかしスレッタは『大切な家族ですから捨てません』と、言っていました。決闘は避けさせたかったのと、スレッタの意志を言えたことの安堵の複雑な思いだったのではないでしょうか。

そして、タイミングよくミオリネの誕生日が近い。スレッタはやりたいことリストに『友達の誕生を祝う』でしたからね。ミオリネは、強行突破しかないと決断したんでしょう。なので、ミオリネがスレッタに言ったのは『誕生日に欲しいもの。グエルとの決闘』を言います。勿論グエルは断ります。しかし、ミオリネは総裁に立候補する為、グエルとジェターク社の後ろ盾になって欲しいと言います。しかも、グエルは会社を立て直したいなら、ミオリネが婚約者になり、ジェタークを全面バックアップすると、持ち掛けます。

投稿者ひつじ
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あースレッタ婚約破棄されるの決定だ。

でも、ここまでするのは大切なものを守るための苦渋の決断です。スレッタをエアリアルから降ろす理由は違えど『降ろす』目標は同じってことです。ミオリネは『あの子には幸せになって欲しいの。ガンダムとか、何も縛られない世界で

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
本来なら母親がそう思って欲しいものですけどね。

そもそも、グエル先輩が勝てるのか?と、思っていたらやっぱりエアリアルに押されていました。しかし、プロスペラの合図でミオリネが生徒手帳のボタンを押すとエアリアルが停止。プロスペラが、ベルメリアにお礼を言っていたことから、16話では協力しないと言っていたのに、結局協力したんだと・・・しかし停止前に『ごめん』と言ったのはエリクト?何故?『ゆりかごの星』で、エリクトはお母さんには逆らえないと言っていました。スレッタに事情を教えてあげたいとも言っているので、この時点ではスレッタと会話が出来なかったのでしょう。しかし、パーメットスコア5・スコア6を発動して以降スレッタはエレクトと会話するシーンが増えていきました。

これをふまえて、仕組まれた決闘で強制停止をされることを知っていたエアリアルだったが、お母さんに逆らえずスレッタに教えてあげられずの『ごめん』だったのでしょう。そして、アンテナが折られエアリアル敗北。しかも、負けを謝るスレッタにミオリネは、停止しさせたのは自分であり、もう用無しとスレッタと決別宣言。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
スレッタのためとはいえ、キツイなぁー。

しかも、まんまとプロスペラの思惑通りに、ミオリネを煽りスレッタを降ろすことが出来た訳です。スレッタの大切なもの『エアリアルは私の家族』『お嫁さんのミオリネ』を同時に失ったの決闘です。ただね~。みんな言い方が冷たいのよ!もう少し思いやりのある言葉がほしいところですよね~。

アニメディア

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余談ですが、アニメディアの表紙でスレッタが変な顔してたんです。何でこんな顔してんだろう?と思ってたら、ここに繋がるわけですね。このスレッタ闇落ち決定シーン。エアリアルも横向いてお別れってことだったんですね。

スレッタをエアリアルから降ろす理由

プロスペラとミオリネ

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スレッタ不要論

しかし、何故プロスペラはスレッタをエアリアルから降ろしたかったのか?エアリアルが、パーメットスコア7らしき新たな白い光を見せた瞬間ミオリネにボタンを押すよう指示をしていました。第11話では、エアリアルのパーメットスコアが6に到達したことで、クワイエット・ゼロは、最終段階に進められると発言していました。このことを踏まえると、エアリアルのパーメットスコア6=エレクトのパーメットスコアが6ということになり、エリクトは明確に姿を見せているので、パイロットであるスレッタが不要な段階になったと思われます。また本来クワイエット・ゼロに必要なのはスコア6なのに、プロスペラの目標はスコア8です。

エアリアル=エリクトが発動するスコア8は、エリクトの意識が完全に現実世界に降りてくるスコアなのでしょう。14話のソフィとの戦いの中で、エアリアルはスレッタの意思に反して、ソフィにとどめを刺そうとしていました。OPでは、スレッタがエアリアルに乗っていないにも関わらず、エアリアルが動くシーンがあります。エリクトが、スレッタなしでもエアリアルを動かすようになる可能性は高いです。となればもうスレッタはいらない。

しかも、今のエリクトはパーメット粒子と同じで、エアリアルという体がなければ、物理空間では崩壊してしまうと、プロスペラが言っていました。となると、現在エリクトはエアリアルという体があって初めて存在を維持できています。しかし、パーメットリンクを介した機器に自由自在にアクセスできるとしたら、エアリアルにこだわる必死もなくなります。プロスペラの『エリィは自由に生きることができる』という言葉にも納得します。

シャディクの狙いがイマイチ読めない

シャディク・ゼネリ

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シャディク・ゼネリ

ベネリットグループを取り巻く政治的な図式が大きく動いた回でもありました。前回までの話の中でアドステラの世界では、戦争シェアリングというシステムによりスペーシアン系企業が、アーシアンにモビルスーツを売りさばき地球を舞台に代理戦争をさせているということが発覚しました。そしてシャディクは、すでに地球が戦争で疲弊しているので企業は限られたところにしか兵器を売ることができない状況になってしまっている。

そのため、利益が先細りそれならばベネリットの資産もすべて地球に打って地球と宇宙の抑止力という経済を生み出すという。つまり冷戦状態に持っていき各陣営が持つ強力な兵器の維持費を捻出する仕組みを考えていました。その仕組みから考えると最強の兵器とは、ガンダムが該当するのでベネリットの事業としてガンダムの解析を行いガンダムをスペーシアにもアーシアンにも供給することが狙いだと分かります。もし、ベネリットを掌握してしまえば、株式会社ガンダムも付いてくる。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
一石二鳥となります。

しかし、ヴァナディース事変で、デリングがガンダムを禁止した後、グラスレー社やモビルスーツ開発評議会は、ガンダムを完全に排除しておりベネリットグループの中ではガンダムが存在するのが、どれだけ大問題かを表しています。しかし、デリングが戻ってくることはない中シャディクやペイル社にとってはチャンス。とはいえ、デリングが居た時からファラクトを開発したペイル社にはなぜ大したお咎めがないのか?もしかしたら何か評議会との特別なつながりがあるのかもしれません。

そしてガンダムのモビルスーツ事業計画は、ペイル社が一番望むところではないかとシャディクも言ってました。そして商品としてのガンダムを軸にして固まったグラスレー社+ペイル社でした。これで、ベネリットグループを掌握するための過半数以上の株を取得することができたのでしょう。それでも過半数を超えなくても、他にガンダム事業に賛同する企業を募れば十分掌握できると考えているのかもしれません。それに対抗するのは、クワイエット・ゼロ成功のためグエルが、代表になったジェターク社を後ろ盾にしたミオリネ。シャディクは、ボロボロになったジェターク社は、眼中になかったのでしょう。ミオリネと手を組んだのは誤算だったのではないでしょうか?

追記:第19話で遂に、プランクエタ襲撃や御三家の1人サリウス代表の誘拐などテロを裏で、糸を引いている人物が、グエルに身バレしてしまいました。グエルが、アーシアンに人質にされている際に、知り合った子供と今回アーシアンとの和平交渉の為、地球に降り立った際に、出くわした子供が、同じでシャディクが幼い頃、プリンスと呼ばれていたのに護衛役として地球の降り立ったケナンジが気付いてしまうのでした!勘が鋭いと言うかこれは、ケナンジさんのフラグに見えて仕方ないのは、私だけでしょうか?サリウス代表救出に戻るグエルとケナンジ。そこで何やら戦闘なんかありそうな予感。

スレッタが次に乗るモビルスーツは?

シュバルゼッテ

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シュバルテッゼの意味を調べると驚いた!

シュバルゼッテの語源

さて、これから色々気になることはありますが、新たに登場したガンダム『シュバルゼッテ』このガンダムに一体誰が乗るか?とても気になりますね!語源を調べてみると『シュバル』は、ドイツ語で『黒や不幸』という意味。『ゼッテ』は、女性を表し『長いや代用品』を意味します。

と言う事はこの機体は、エアリアルから切り離され、エリクトの代用品として、存在する不幸で闇落ちしたスレッタが乗る?そんなうわさが広がっています。ダークサイドへ堕ちてしまうのかスレッタ。スレッタの受難は続く。と言う事で次回も楽しみです!

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