鬼滅の刃の鬼の首領である鬼舞辻無惨と産屋敷家の呪いについて考察していこうと思います。現在、アニメ刀鍛冶の里編が終了し、次回は柱稽古編が予告されています。
遂にここまで来たか！このままいくと間違いなくラストの無惨戦まで行くのは間違いないでしょう！そうなりますよね！だって世界最高収益をたたき出した無限列車編に続く、刀鍛冶の里編でも圧倒的なエフェクトによる美しい戦闘シーンは圧巻でしたし、そう簡単にはこのドル箱アニメを捨てるはずがない！なので！今のうちに鬼の首領無惨様の過去を紐解いて予習しておきましょう！
鬼舞辻無惨とは？
©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable
鬼の首領 無惨様
無惨が人間の頃、平安時代に生まれ産屋敷の一族でした。無惨は生まれつき体が弱く『二十歳になるまでに死ぬ』とされていました。そんな中、一人の医師が無惨を助けようと苦心し、その結果、医師は新薬を開発していました。薬を飲むと全く治る気配がなく、腹を立てた無惨は、背後から刃物で医師の頭を割って殺害してしまいます。ここまですることから無惨は、死に対してかなり焦っていたのでしょう。しかしその後、薬が効き始め無惨は、強靭な肉体を手に入れていたことに気付きます。
強靱な肉体だけではなく、人の血肉を求めるようになった上に、日光を浴びると肉体が崩壊するようになったのです。これが、最初の人喰い鬼となった瞬間でした。ちょっと待って下さい！無惨は、薬によって鬼となりましたが、ここで疑問が・・・『薬だけで鬼になるってどんな薬よ？』と思いませんか？そこで私は、鬼となるには、『鬼の血』が必要なのでは？と考えました。そこでこんな考察が浮かびました。
①産屋敷一族が鬼の血筋説
②薬を開発した医者が鬼説
まずは、
産屋敷一族が鬼の血筋説だったら
©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable
産屋敷家と言えば、産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)が、思い浮かび病弱なのは呪いのためとされています。しかし、無惨も人間の頃病弱で、二十歳まで生きられないと宣告されています。と、いうことは、無惨が鬼となった呪いで産屋敷一族は、『病弱、短命』ではなく、元々鬼の血筋があったため、呪いというか鬼とならないように、『病弱・短命』にして封印していたのではないか？しかし無惨は、生きたいという欲望や邪心が強く、医者に薬を開発させ、元気になってしまったがために鬼として目覚めてしまった。
だから、神主が今後そのような長生きしたいという欲を出させないために、『同じ一族から鬼が出ている、その者を倒すために、心血を注ぎなさいそうすれば一族は絶えない』と、『少しでも長く生きられるよ！』という暗示をかけさせ、無惨を倒すために集中させる。尚かつ、神道の妻をもらうことで、鬼となることを封じ込めていたのではないか？これでは、無惨を倒しても鬼の一族のままです。
そこで『青い彼岸花』です。青い彼岸花は、日の光を克服ではなく、鬼から人間に変えられる。そのため医者が、完璧に薬を完成させていたら、一族の鬼の血筋は絶えさせられ人間になれていた。
薬を開発した医者が鬼説
©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable
無惨は、たまたま病弱だっただけで耀哉のとは別と考えます。そして、先程言った産屋敷家の呪いや神主の言ってることを、素直に受け取り全て無惨が原因ならば、薬を開発した医者が怪しい！もう一つ気になるのが、無惨が『元気にならないじゃないか！』と、先走って医者の頭をかち割っています。これを見て『無惨って人間の頃から残忍！』と思う裏に、実は、医者が鬼という裏アピールだった？鬼は、頚を斬ると死滅しますが、頭でも死滅してたのかも？しかも『善良の医者』と、わざわざ『善良』と付けているのも気になります。
例えば、珠世のような医者であり、人を襲わない鬼で、本当に善良なら自分の鬼の血と青い彼岸花を調合することで、人間として元気になるはずだった。もしくは、青い彼岸花は、『日の光を克服する』とされているので、愈史郎(ゆしろう)のように、鬼となっても人を襲わず、尚かつ普通に人間のように日を浴びれる鬼にしてあげたかった。しかし、無惨の冷酷な人間だったため、恐ろしい人喰い鬼となってしまった。これは医者の誤算いやいや、『無惨は最初の鬼でしょ！』となるのですが、元々鬼は、中国から日本に入ってきたと言われています。と、なると薬に詳しいこともあり、この医者は中国から来た鬼だった。
こじつけみたいですが、こういった考え方も出来ます。こうなると、産屋敷一族の呪いは誰が？となってきます。医者を殺したことで医者の呪い。なので、無惨を倒すことで呪いは解ける。いかがでしたか？ゴチャゴチャしてしまいましたが、こんな考察を考えてみました。皆さんは、どう考察しますか？