ガンダムシリーズ

ヴァナディースハートのあらすじは?水星の魔女どのつながりはどうなの?解説していきましょう!

今回は、月刊ガンダムエースで連載中の漫画作品『機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート』についてです。この作品は、TVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の公式外伝作品です。

ヴァナディースハートについて

水星の魔女とのつながりは?

水星の魔女とヴァナディースハートは、共にアド・ステラが、舞台になっています。

水星の魔女は、A.S.101年に起きたヴァナディース事変という事件が発端となったことで展開していった作品。

今回の作品は、ヴァナディース事変から5年後のA.S.106年が舞台となっています。

登場人物MSに共通点はありますが、直接的な繋がりは明かされていないため、不明です。

 

ヴァナディースハートの登場人物

ヴィルダ・ミレン

冷静で聡明。

しかし、生活能力はあまりなく、助手のキユウに家事を任せています。

想像力が乏しいキユウを指導しており、面倒見もあります。

かつてヴァナディース機関に所属し、医師としてGUND医療を研究していた『魔女』。

現在は身分を隠し、流しの医師として生計を立てている。

キユウ・ラボット

異様の機体ガンダム・ルブリス・ジウのパイロット。

孤児院で育ち、そこで料理やジウの操縦を学んだそうです。

ヴィルダの助手として、共に旅をするアーシアンの少年。ヴィルダを慕い指示には従順に従うが、奔放な性格のせいで、彼女の手を焼いてしまうことも。

また、心臓をGUND技術で造られた人工臓器で賄っている。

キユウは孤児院育ち

キユウの孤児院育ちというのは、グラスレー社のようなアカデミーのような施設を、オックス社もあったのか?

オックス社は、アーシアン系ではあるが、MSを自社で開発から製造まで行えることから、企業としては大手の部類と思われます。

しかも、GUND研究開発機関『ヴァナディース機関』を買収し子会社に置き、GUNDを利用したMSの研究を行っていました。

一方で、人体実験もしていたとされています。しかも、デモ隊の主張では、年少者も含まれていたという疑惑もありました。

また、未登録の機体を所有していたりと不健全な内情も垣間見えます。

もし、こらが本当なら孤児院などを運営しながら、身寄りのない子ども達を人体実験していた?

だからキユウもどういった経緯で、心臓をGUNDにしたのか不明ですが、もし人体実験の一人だったら?

ヴァナディースハートのあらすじ

ヴィルダは、GUND技術という理想が生んだ 『呪い』に決着をつけるために、地球を旅しています。

キユウは、アーシアンという種族であり、 彼らはGUND技術によって生み出された人造人間です。

ガンダムルブリス・ジウは、非武装機であり、武器としては、右腕に懸架する大型複合武装 『虎の手』 を使用します。

ヴィルダとキユウは、途中で様々な人物や組織と出会い、協力したり対立したりします。

ヴィルダは、自分がかつて愛した男性と再会しますが、彼は、敵対する組織の一員となっています。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
このことからエルノラやエリクトのことも知っているということですね。

ルブリス・ジウについて

ガンダム・ルブリスの外装を変更した機体で、 大型複合 武装 『虎の手』を装備しています。

形式番号 XGF-01[Ⅱ3]
全高 18.8m
重量 37.8t

形式番号から、ガンダム・ルブリス量産試作モデルの改修機と思われます。

かつてヴァナディース機関には、兵器として造られなかった GUND-ARMが存在しました。 義肢の延長として、 人間が持つ身体運動の状況適応力を機体上で発現する『人体拡張』研究の基に生み出されたのが、ルブリス・ジウ。

そのため内蔵・携行問わず武器が、一切設定されない非武装機であり、一般的な実戦用機体と比較して出力や推進力に遅れを取る性能数値からも、戦闘要素に不敵であることは明らかでした。

しかし、 フォールクヴァングが、壊滅したヴァナディース事変後、 A.S.106の地球において、戦闘行動を行うルブリス・ジウの存在が 確認されています。
大型モビルスーツの右腕を再利用した巨大な携行装備を自らの身体の一部のように扱いながら戦う姿は、強大な戦闘力を持つMSとして世界が認識し、そして危惧していたガンダムそのものであったという。

【特徴】

胸部、両肩に加えて顔までもシェルユニットで覆われており、真っ黒なのっぺらぼうを思わせるような外観。
しかし、パーメット・スコアを上げることでフェイス部分のシェルに、ツインアイのような模様が発光して浮かび上がる仕様になっています。

本機には、安全性を高めるためのセーフティなる措置が施されているが、パイロットのキユウは『セーフティは窮屈』『自力で耐えられる』と、搭乗時にはセーフティを外しているそう。
なお、セーフティを外した際の挙動は、人間味のある柔軟なものになっています。

ちなみに、機体名の由来となっている『ジウ』とは、古代ルーン文字のラストナンバーである『ジウ』から来ているそうです。
つまり、同じルーン文字が由来となっていると思われる、ルブリス・ウルやルブリス・ソーンとは兄弟機に当たります。

【武装『虎の手』】

事変後の5年の間で武装が追加されたのが『虎の手』。
ジウ本体とは、別の大型MSの右腕を再利用しているのですが、どのMSなのかは今後明かされるのか注目です。

ジウの右腕に外付けしての格闘戦、指先を銃身とした手持ち式のビームガン、背部に装着してブースター、そして丸ごとGUNDビットとして遠隔操作するなど、多種多様な運用が可能となっています。
この腕だけで成り立つ武装兵器です。

 

水星のの魔女のおさらい

ヴァナディース機関とは

身体機能拡張技術『GUND』を研究する組織。宇宙環境における身体の補助を目的とした研究を行っていたが、モビルスーツ製造企業のオックス社から資金提供を受けることと引き換えに、GUND技術の軍事転用に利用されることとなる。

そうして生まれたのがGUNDフォーマットであり、これを搭載した機体をGUND-ARM通称『ガンダム』と称して量産を計画していた。

その開発されたMSが、ガンダム・ルブリスとガンダム・ルブリス 量産試作モデルとなります。

ヴァナディース事変とは

本編である水星の魔女の21年前の出来事として描かれたPROLOGUEでの事件です。

A.S.101年に、軍事技術に転用されたGUND技術の生命倫理問題を理由に、身体機能拡張技術GUNDを研究するヴァナディース機関を、特殊部隊のドミニコス隊が、武力制圧した出来事です。

しかも、機関の代表であるカルド・ナボ博士や開発マネージャーのナディム・サマヤなど多くの人々が死亡 し、ガンダム・ルブリスやその量産試作機も失われました。そして事件後、GUNDは『呪われた魔女の技術』と呼ばれるようになります。

ヴァナディース事変前後の時代の流れ

A.S.101以前
ドローン戦争が勃発。
ノンキネティックポッドおよびそれに搭載されたシステム『アンチドート』の原型となるパーメット・電子対抗装備により終結する。

A.S.89
シン・セー開発公社設立。

A.S.101
オックス・アース・コーポレーション傘下のヴァナディース機関が、GUNDフォーマット搭載MS『GUND-ARM』を開発するも、その危険性ゆえにMS開発評議会の決定で開発が凍結。

同時に発足した監査組織カテドラルによって、フロント『フォールクヴァング』への武力制圧が行われ、開発されていたGUND-ARMであるガンダム・ルブリスおよびその量産モデルが抵抗するもヴァナディースは壊滅。
以後、GUND-ARMとそれに連なるGUNDの開発は禁止される。(ヴァナディース事変

A.S.105
ブリオン社よりデミトレーナーの初年度モデルがロールアウトされる。

A.S.106
地球でGUND-ARMとされる機体が運用される?

※ヴァナディースハートの舞台。

A.S.107
御三家と言われるジェターク社・ペイル社・グラスレー社の三社を中心とする巨大複合企業ベネリットグループが創設される。

A.S.107~
シン・セー開発公社に所属するプロスペラが、ベネリットグループへ水星での作業用『新型ドローン』の開発及び認可を申請。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
これから本編では明かされなかったことや、水星の魔女と外伝ヴァナディースハートとの繋がりなども見えてくるでしょう。

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