今回は、7月26日に放送されたアニメ『わたしの幸せな結婚』4話『おくりもの』についてご紹介していきます。小説版の1巻の三章・漫画版の2巻の8話~11話となります。
4話『おくりもの』のネタバレ
美世の夢
美世の実母・澄美が、夢に出てきました。父・真一が、異能を持たない美世を愛そうとしないことに胸を痛めていました。
そして、自分の余命わずかなことを悟り、幼い美世を守り抜けないと知っていたからです。
『でも、きっと大丈夫。あなたがもう少し大きくなったら』と、意味深なことを呟いた所で美世は目を覚まします。
この夢に何か意味があるのか?
澄美は、精神感応つまりテレパシーの異能を持っており、死んでもなお美世にテレパシーを送っています。それはある理由があったからです。
大事なネタバレとなるので、ここは語らずにいますが、美世がもう少し大きくなれば、何か分かるということなのか?
ふさぎ込む美世
異能のことを清霞に打ち明けていないことを悩みながらも、この幸せを手放したくないと葛藤していました。
そんな中で、3話で清霞に櫛を貰いそのお礼をしたいと、ゆり江さんに相談します。ゆり江さんはノリノリ!!
高価な物は贈れないと悩む美世に、心のこもった手作りの物を贈ればいいと・・・
そこで美世は、清霞に組み紐を編むことに決めました。その材料を買いにゆり江さんと街へ・・・
清霞は、街へ出掛ける美世に御守りを渡していました。
そして、清霞に似合う色の紐を選んで、美世は嬉しそうにしていました。
その後、ゆり江さんが、買い物をするのを待っていると、香耶と遭遇してしまいます。そして、嫌味をグチグチグチグチ言い続け、斎森家にいた頃の美世に戻ってしまいます。
ゆり江さんが、戻ってくると美世の様子が変なことに気付き、香耶にハッキリ『清霞様の奥方となられる御方』だと言い、香耶の口を塞いでくれました。
しかし、美世はふさぎ込んでしまいました。
斎森家に正式婚約宣言
その頃清霞は、斎森家へ。
正式に婚約し結婚したいと・・・
しかも、結納金を渡す代わりに、面と向かって美世に今までの酷い仕打ちを謝罪することを要求します。
美世の父は、清霞が異能を持たない美世と結婚しようとしていることや、斎森家の内情を知っていることに驚き『今後の動きについては少し考えさせてほしい』と、頼みます。
清霞は『長くは待てない』と言い残し、斎森家を後にしました。
斎森家を出た所で、香耶とすれ違います。香耶は、すれ違ったのが、清霞だと知る由もないまま『きれいな人』と、見惚れていました。
元女中・花との再会
誰が見ても美世の様子がおかしいのは一目瞭然。清霞は、ふさぎ込んでいる事情をゆり江さんから聞き、自室で塞ぎこんでいる美世のもとへ出向きます。
返事のない部屋の前で『抱え込んでいるものは、そのうち気にせずともよくなる』と、声を掛けました。
美世が自信を持つためにはどうすればいいのかと悩む清霞に『大切に思っているということを伝えればいい』と、アドバイスするゆり江さん。
いつもゆり江さんの優しさにジーンときます。
清霞は愛を持って誠実に向き合うことを諭され、とある人に手紙を書きました。
その頃美世は、清霞へ贈る予定の組み紐を完成させます。しかし、異能を持たないことや、斎森家での出来事を打ち明けられずにいる今、正直に話せば捨てられてしまうかもしれないという不安を抱えたままでは、清霞に渡すことはできません。
そんな時に、美世に来客が・・・斎森家の元女中・花でした。幼い美世の味方をしてくれた唯一の存在でしたが、香乃子に解雇されてしまった過去があります。
しかし、今は結婚もし子どもがいて幸せでした。
美世は、花に今の自分の心の内を打ち明けますが、清霞から手紙を貰い会いに来たことを告げ、花は美世の背中を押してくれました。
覚悟を決め打ち明ける
そして、清霞のもとへ向かった美世は、ずっと言えていなかったこと
・異能を持たないこと
・斎森家で使用人同然の扱いを受けていたこと
・名家の娘らしいことは出来ないこと
あさましい気持ちから、それらを黙っていたのだと告げました。
一方で、着物を仕立ててくれたことや、櫛を贈ってくれたことをはじめ、清霞にお礼を伝えたいことがたくさんあると伝えました。
そして、感謝の気持ちを込めて手作りした組み紐を差し出し、頭を下げました。
家を出される覚悟で・・・
しかし、清霞は微笑みかけ、頭を上げさせます。そのまま美世を抱き寄せ『お前はイヤか? 私とここで暮らすのは』と、問いかけました。
美世は『ここにいたいです』と涙ぐみ、ようやく二人の想いが通じ合いました。
そして、元気を取り戻した美世は、花を見送りました。
しかも、肩寄せ合っちゃってもうラブラブですよ。
二人のラブラブを面白くない人物
そんな彼らの様子を上空から見下ろしているのは、折り鶴のような式神。
2話で、清霞が燃やした物と同じもののようです。
誰の仕業か不明でしたが、今回は明かされました。
操って二人の姿を覗き見ていたのは、辰石実でした。
美世と清霞が上手くいっていることを知った実は、このままだと美世が手に入らないと気付き、とある手段を取ろうと考えます。
久堂清霞について
清霞は、帝都でも有名な名家・久堂家の現在の当主です。
誕生日:不明だが5月か6月頃
(原作から推定すると春から初夏に差し掛かる季節と書いてあったため)
家族:父・正清 母・久堂芙由 姉・葉月
職業:軍人(対異特務小隊の隊長)
帝国大学を卒業後、帝国陸軍に入隊。現在は『異形』と呼ばれる鬼などを退治する対異特務小隊の隊長を務めています。
階級は少佐で、士官なので超エリートです。
美しい容姿と名門の跡継ぎという立場から、幼い頃から周囲の注目を自然に集め女性たちに言い寄られてきました。
また、母親の傲慢で癇癪持ちの性格が影響して、本人はわがままで高圧的な名家のお嬢様が苦手です。
そのため、異能を使う際の容赦ない戦いぶりとこれまでに10人以上の婚約者を追い出した経歴から、冷酷無慈悲な人物として噂されています。
とはいえ、男性にも割とそっけない態度で接しています。
清霞の異能について
久堂清霞の声優は?
久堂清霞:石川界人さん
鬼滅の刃 刀鍛冶の里編・半天狗の可楽役
盾の勇者の成り上がり・岩谷尚文役
僕のヒーローアカデミア・飯田天哉
ハイキュー!!・影山飛雄
翠星のガルガンティア・レド
など、多数のキャラを演じています。
原作何話までアニメ化?
アニメは、全12話予定とのことです。
また原作小説のコミカライズ版が、4巻までと少ないため、もし2クールとなると漫画版を追い越してしまう可能性があります。
そのため、わたしの幸せな結婚が1クールと仮定すると、切りの良い小説1巻〜2巻・漫画では3巻の17話『婚約』までと予想します。
小説版では、1巻〜2巻は、久堂家と斎森・辰石家とのいざこざ・3巻〜6巻は、久堂家と甘水直との戦いに分類できます。
漫画版3巻の17話は、実家・斎森家が起こす大事件とその没落、危機を乗り越えて正式に婚約するまでが、描かれています。
美世が壮絶な過去と区切りをつけ、大切な人と前へ進んでいく様子も描いています。
そのため、一番切りの良い美世と清霞が正式に婚約するところまでだと予想します。