今回は『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』 第3話『急接近』についてです。
積極的なサラと前へ進むルーデウス
前回ルーデウスに助けられてから、ルーデウスに積極的なサラ。ルーデウスの家庭教師が、女性だと分かってヤキモチをやいたりと、ルーデウスに対する想いがバレバレ。
そしてサラは、ルーデウスに短剣を買いに行きたいと誘い、初デートへ・・・。オシャレをしてきたサラ。
息子の後遺症が・・・
サラとのデートでお揃いの短剣をプレゼントしたルーデウス。なかなかいい感じでした。そして、2人でお酒を飲み『酔っ払ってきちゃった』と、サラ。
流石に、ルーデウスもサラの想いに気付きどう対応すべきか葛藤していました。
しかもルーデウスの部屋に行きたいと、サラが言い出します。なかなか積極的です。
ルーデウスもそろそろ前に進まないと思って、いざ!
そのままその流れへと・・・
しかし、ルーデウスの息子が役立たずに・・・
あんなにきかん坊だったのに、チン黙状態。これはサラに問題ではなくルーデウス自身の問題。
サラに『助けたお礼だっただけ』だと、しかし『最悪』と、言われて出ていかれてしまいます。自分が思っている以上に、エリスのことを引きずっていたと改めて気づきました。
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本音を話す
やけ酒で荒れるルーデウス。しかも、ゾルダートに挑発されます。『嫌なことがあるたびに逃げてヘラヘラ笑って周りに慰めてもらうのを待ってんだろ?』と・・・
ゾルダートに言われたこと、ある意味あたっていたんでしょうね。ルーデウスは、殴りかかり『嫌われないために笑って何が悪い』と、本音を言えました。
ゾルダートも抵抗することもなく、周りの人もルーデウスを笑ったり、止めることなく、気の済むようにさせてあげてるあたり優しい。
お前みたいな生き方はつまらない。
もっと素直に生きなきゃ面白くない。
本音で話せと促していました。
ゾルダートの態度は『楽しく生きる』為のもの
ルーデウスの態度は『嫌われたくない』為のもの
それぞれ人には分からない事情の中、一生懸命に生きるための術があるってことです。
間が悪すぎるルーデウス
『俺が悪かった、お前はこの世で一番不幸かもしれねえな』と、謝るゾルダート。前回は、自分は不幸だって顔したルーデウスが、気持ち悪くてしょうがなかったゾルダート。
しかし、その理由が分かって、ルーデウスの相談にのります。
息子がチン黙なこと、エリスのこと。ゾルダートは、笑うことなくちゃんと相談にのってあげていました。
そして、原因究明のためプロの元へ
前回、雪かきの時に治癒してあげた女の子の姉・エリーゼが、お相手に。
しかし、エリスの傷は深かった。エリーゼは『絶対に嫌われないと思えるような相手がいれば』と、アドバイスすると、思い浮かべたのはロキシー。
そして、『『少しずつ、育んでいかないと』とも言われていました。確かに、焦り過ぎたかも・・・
そして、閉店後ゾルダートと帰り際にも、サラがグイグイ来すぎて焦ってしまったのだろうと。もう少し時間をかけろとアドバイス。
しかし、酔ったいきおいで強がって『あんなガキみたいな』などと、サラの悪口を言ってしまいました。そこにサラとスザンヌが、通りがかって聞いてしまったという間の悪さ。
もちろんサラ激怒。思いっきりビンタされ、お揃いの短剣も投げ捨て、決別宣言されました。
きっと、サラも落ち込んでスザンに相談してたんでしょう。それを心にも思ってないことだとしても、サラからしたら、おままごとやらあんなガキだの言われたら、ショックですよね。
立ち上がるルーデウス
落ち込むルーデウスは、サラの短剣で自害しようとします。
ゾルダートは、一緒に来ないかと誘います。ルーデウスは、嫌われているのに誘う意味が分かりませんでした。
しかしゾルダートは、今回のことで、腹の底を知れたから嫌う理由はないと。
ルーデウスも、ゾルダートを誤解していたと分かり、いい奴だとお互いの印象が変わったのでした。そして、ゾルダートと一緒に行くことに決めました。
今回のルーデウスは、自分の悩みと向き合い、他人に本音を言えた。そして、立ち止まることを止め、前へ進む決意をした。
サラに対して最低でしたが、人生山あり谷ありです。一歩一歩成長しているルーデウス。
エリナリーゼが登場
何処かは不明ですが、男達が泥沼の噂を話していました。そこに『詳しく聞かせて頂ける?』と、元パウロの仲間・エリナリーゼが登場。
前期は、ロキシーと魔大陸を旅しており、今は単独行動中のよう。お色気でその男達に情報を聞き出していました。彼女はマジで凄い!3人相手でも楽勝ですかね~。ひょっとして親子丼になるのか?立ち上がる
キッカケを与えてくれるのか?そういう意味の推薦状なのか?
彼女の目的は?ルーデウスを探している理由とは?次週・第4話『推薦状』で何か起こるのでしょうね!
サラについて
3話のヒロイン サラについて詳しく解説していこうともいます。アニメとしてはかなり攻めた回でもありますね。流石はR-15指定。
サラの性格は?
気が強く素直になれない意地っ張りな性格。
作者によると目立った弱さがなく辛い気持ちがわからないルーデウスが、好きになれない人物として作られたんだとか。
彼女の性格は、ルーデウスの妻であるロキシーとエリスの性格を混ぜ合わせて、2で割ったようなものと表現されています。
出会ったばかりでルーデウスを嫌っていた時は、突っぱね方などに対して『初登場した頃のエリスと似ている』と感じました。
そして冒険や任務、スザンヌたちに対しては素直に話せる一方、恋愛的なことではなかなか素直になれない性格もロキシーと共通している感もあります。
サラの生い立ちはどんな?
アスラ王国のミルボッツ領にある小さな村に住む狩人の娘でした。しかし、森から溢れ出てきた魔物たちからの襲撃を受けたことで両親と死別。
その時に魔物討伐の依頼で出撃していたスザンヌやティモシーに助けられたことがきっかけで、そのまま『カウンターアロー』に加入し、冒険者となりました。
ちなみに『サラ』という名前は、彼女の故郷にたくさん生えていた春になるとピンク色の花が咲くことから『春を呼ぶ木』として知られてい『サラーク』という花から取られています。
貴族に反感を抱き続けた理由について
それは、自分や両親を助けてもらえなかったためです。
サラの住む小さな村が魔物たちに襲撃された時、領主のピレモンが、適切な対応をせずに見捨てたそうです。
兵士が一人も派遣されず、助けることすらしてくれず、大切な人達を亡くしたら許せませんよね。
しかも、家出感覚で冒険者になって周囲に迷惑をかける貴族の子どもが多いこともあり、貴族を嫌っています。
弓の腕前は?
無職転生では、弓はあまり実用的な武器とは言えません。しかし、サラの場合は、かなりの遠距離から矢を放てる上に狙いも正確なため、並の魔物たち相手ならほぼ確実に仕留めることが可能です。
しかも連射にも優れており、連射スピードや回数においては、放つ度に詠唱が必要となるティモシーの魔術よりも確実に速いです。
ただ、上位の魔物には、仲間との連携は必須です。
今回の3話で、ルーデウスとサラは、離れ離れになります。後味の悪い別れ方でした。このまま再会することなく終わるのか?また、会う日は訪れるのか?
サラのその後のネタバレ
サラに合わせる顔がなくなったルーデウスは、ゾルダートとともに街を出て行きました。
サラは、ルーデウスの本心を確かめたいと思い、彼の部屋を訪れますが、ルーデウスは既にいなくなっていました。
そこで、サラは昨日彼と一緒にいた娼婦に事情を聞きに行きます。娼婦は包み隠さずルーデウスのチン黙を話しました。
それを聞いたサラは、ルーデウスのことを思い遣れなかったと後悔しました。そして、再会した時に彼に謝ろうと決めてました。
再会
原作13巻のラノア王族の護衛時に判明します。
サラと再会したのは、ルーデウスがラノア魔法大学に在学中に、シルフィとロキシー共にアリエルの護衛の仕事をした時です。
その時に一緒に護衛の仕事のパー ティーに来ていた冒険者の中にサラがいたことで偶然の再会となりました。
サラは、カウンターアローのメンバーのヒーラーの死亡やリーダー・ティモシーと副リーダー・スザンヌの結婚を理由に解散していました。
そして、女性だけのS級冒険者パーティー・アマゾネスエースに所属していました。
一方ルーデウスは、この時はチン黙は治っており、 シルフィと ロキシーを妻に迎えています。
偶然の再会を果たし戸惑いながらも、二人は過去のことについて和解します。
特にサラは、あの時病気だったルーデウスのことを誤解していたことを謝罪します。 そして二人は昔の仲間として普通に接することになります。
再び再会
サラとの3度目の再会は、原作23巻です。
ヒトガミ対策に、北神アレクサンダーを訪ねた際に、紛争地域でサラとまたも偶然再会しました。
サラは、アマゾネスエースでも仲間を支えるほど、上級の冒険者に成長していました。
ルーデウスと離れ離れとなっている間、サラや仲間たちにも色々な変化が起こってましたが、そしてルーデウスも変わっていくのを見て『いい男を見つけて結婚する』と、宣言。
冒険者を引退することを、決意していました。
サラの死亡説
ルーデウスと3度目の再会後のサラがどうなったかは、不明のままでした。そのため『死亡説』が、浮上していました。
しかし、スペシャルブックの特別書き下ろしストーリーにサラのことが、収録されていました。
サラはというと、サラは結婚していました。結婚後、ロアの街で食堂を経営し、夫婦で幸せな生活を過ごしていました。