無職転生

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2話 感想 最強オルステッドを徹底解説

『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』 第2話『真夜中の森』についてと、七大列強の1人 龍神オルステッドについて解説していきます。オルステッドについては多少のネタバレが含まれる可能性もあるのでご了承ください。

第2話あらすじ

母・ゼニスに自分の名前が届くよう、冒険者稼業の実績により“泥沼”の異名で名を広めるルーデウス。ある日、カウンターアローと共にある依頼を受けるが、訪れた場所で大量の魔物が出現。
そこに現れたのは剣士ゾルダートのパーティーだった。
ゾルダートはルーデウスたちに傍若無人な態度で迫り…。

ムキムになる本気のルーデウス

冒頭からランニング&筋トレをしているルーデウス。しかも、アンディやらヘラクレスやらハルクと言っており、筋肉に名前をつけてました。
筋トレの甲斐もあってムキムキに・・・顔と身体付きがアンバランスだよ。

ちなみに、前世の経験や反省から『調子に乗らない』『人のせいにしない』 『努力する』を、心がけています。
努力と鍛錬を怠らず、常に誰にでも礼儀正しく、剣術も使える強力な魔術師のルーデウス。

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泥沼の異名

泥沼』という異名で呼ばれるようになったルーデウス。これは、悪い意味ではなくいい方の異名です。
前回泥グリズリーを倒したことから付いたようで、周囲からも頼りにされている様子。
せっかくの上がった評判を下げないといいですけどね。

だって、本質的には女好きなお調子者のまま。周囲からの下半身への信用は皆無ですからね・・・。

ツンツンのサラにも変化が・・・

第1話でもちょっといい感じだったサラは、まだまだツンツンしてました。
サラはルーデウスに、依頼に加わらないかと声をかけます。しかし、ルーデウスの受け答えに『その敬語やめたら?』と、ツンツンサラ。

敬語を使い人を怒らせないように立ち振る舞うルディの処世術は、逆に人をイラつかせています。
しかし、そんなサラに対してルーデウスの反応が薄い。
エリスに捨てられたと思って、女性不信気味になっているのが尾を引いているのでしょう。

そして吹雪の中ルーデウスが、サラを救ったことで、ルーデウスに好意がありそうな反応。
ルーデウスの手を掴もうとしたサラは、届かず先に行くルーデウスに『うれしかったよ、助けに来てくれて』と声をかけていました。

でもルーデウスが、サラのお色気シーンにもほぼ動じなかった。素直に成長したと捉えるべきなのか?トラウマのせいなのか?それともエリスといろいろあって一皮むけた男の余裕なのか?

でも、御神体握りしめてるからなぁー。

今回は、サラのツンツンから変化が、ルーデウスに対して気にはなってるなぁ〜と、思える変化でした。
次回以降もより深まっていきそうなので、今後も2人の関係が楽しみです。

依頼内容は?

サラとルーデウスのやり取りしている中、カウンタアローの面々が現れ、依頼の話になりました。
ガルガウ遺跡で、スノードレイクの鱗を採取する依頼。
ティモシーによると、ガルガウ遺跡は魔族の建築物で、第一次人魔大戦時の要塞なのだとか。

そして、アニメ2期で初めて前世の男の声で『A級の依頼にしては楽な仕事』と説明されていました。

いつものパターン

そしてスノードレイクの集団が現れます。
前回は、ルディが地面に耳を当て警戒するシーンがありましたが、今回はミミルが『嫌な予感がするっす』と、前兆を知らせていました。

A級の依頼をなめてかかって毎回ピンチになるっていうパターン。そんな見ている方の思いを『またこのパターンかよっ!』と、魔法戦士のパトリスが代弁してくれてます。

ルーデウスが土魔法で足止めをし、氷魔法で岩を落としてスノードレイクを倒していきます。
振り返ればカウンターアローの面々の姿は無い。逃げてくれた、という安堵の表情を見せるルディ。
ご神体に手を伸ばし、スノードレイクの群れに再び挑みました。

ここで、小説版では、両手では数え切れない程ノスノードレイクという表現で絶望感と、宿に遺書は置いてあると観念した描写がありました。

しかし、アニメではそれ程の数には見えず、ルーデウスなら平気そうでした。
しかし、戻ってきたサラやティモシーがルディを援護。
『何ボーっとしてんの!?あんたも闘いなよ!』というサラのセリフで、ルーデウスは、呆然自失だったというのが分かります。

新キャラ・ゾルダード登場

今回登場した新キャラのゾルダード。
出会いがしらにリーダーを殴ったり、報酬のほとんどを要求したりとかなり横暴で第一印象は最悪に近いものでした。
ちなみに、ゾルダートは、S級冒険者パーティー『ステップトリーダー』のリーダーとして、多くのメンバーを率いています。

これは誤解というか・・・説明します。
ルーデウス達の前に、そゾルダートが現れ、スノードレイクを両断しました。
挨拶をしようとするティモシーをいきなり殴り飛ばします。
これは、イルブロン洞窟のスノードレイク討伐の依頼を、カウンターアローに横取りされたと勘違いしたようです。
その後、ゾルダートは『いきなり殴ったのは悪かったな』と素直に謝罪していました。

そしてゾルダートは、カウンターアローの取り分は1匹だけだと言います。
これは、アニメ版では特に説明はありませんでしたが、冒険者パーティ間で巻き込まれた場合の相場らしいです。
なのでカウンターアローの面々はすんなり受け入れていましたからね。

ゾルダードは、口が悪く喧嘩っ早い性格ですが、自分が気を許した人間に対しては面倒見のいい、良き兄貴分的なキャラクターです。

言動に一本筋が通っている感じがして、昔気質の冒険者って雰囲気で、ルーデウスたちに絡む様子にもどこか情深さを感じます。

例えば、ルーデウスに、舌打ちやため息をした後でルーデウスに『お前、やることが中途半端なんだよ』という発言も、不器用なルーデウスへのアドバイスのようにとれます。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
最初は、ルーデウスを嫌ってはいましたが、後にルーデウスが立ち直るためのキーパーソンになりますからね。

初ED『ムスビメ』

そして今回は、サラを救出し町に戻り、カウンターアローと合流。サラの無事を喜び合う面々。
そして、ルディが宿に帰り、ロキシーのご神体を神棚に収めたところで終わり。

そして、今回EDが流れたのは初めてでした。
OPとEDが揃う今回は、ルーデウスの日常が戻りつつあると捉えられます。

また、サラたちが消息不明になったと聞いて、何も言わずに救助に向かったりと、性根は相変わらず暗いものの、行動のひとつひとつから、少しずつでも前に進もうとする強い意志を感じました。

龍神 オルステッドの正体と強さ


本日の2個目の解説 龍神オルステッドについてです。この無職転生1期で登場した世界で最も強い『七大列強』の第2位 龍神オルステッド。本気を出せば戦闘力では世界最強といわれている銀髪に金の目をした人物です。

初代龍神の一人息子

六面世界では、各世界に一人ずつ神が居て、その中でも最も強かった神が龍神である初代龍神。その初代龍神の一人息子で100代目龍神・オルステッドです。

性格は温厚で優しい

オルステッドは世界のあらゆる生物に嫌悪・恐怖される呪いを生まれつき持っています。
その為、オルステッドを見たものは、恐怖を覚えたり敵意をを覚えたりします。

ですが、敵意を向けた所で、最強オルステッドに敵うわけないですけど。

本当は、味方には何かと配慮したり、とても温厚で優しい性格をしています。なので、ヒトガミの関係者には容赦がなくヒトガミ打倒に邪魔になる者を殺し回る所は恐怖です。

しかしこの呪いが、効かない人物もいます。

古代龍族の血を引く者⇒ペルギウスなど
異世界人⇒ルーデウスやナナホシ
異世界人の血を引いた者⇒ルーデウスの子孫

オルステッドの目的

太古の世界から転生法で何度も甲龍暦330年~甲龍暦530年をループし何万年も生き続けているオルステッドですが、果たして何が目的なのか?

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
一言でいうと『ヒトガミを倒すこと』が目的。

その為、オルステッドが甲龍暦530年までにヒトガミを倒せないと、転生法にて甲龍暦330年に戻ってしまいます。

何故ヒトガミを倒したいのか?

ヒトガミを倒そうと考えた元々の人物は、オルステッドの父親である初代龍神になります。
初代龍神が生きていた頃に、ヒトガミの策略により初代龍神の妻・ルナリアが、殺されてしまいます。

そのことで、六面世界の戦争が起きてしまい『人の世界』以外の六面世界が滅んでしまいます。そして、ヒトガミの策略に気が付いた初代龍神は、ヒトガミを打倒するため、自身の息子・オルステッドに秘術を掛け転生法で未来へと送ったのでした。

秘術・転生法とは?

甲龍暦330年から始まり、ある目的を達成しないまま、甲龍暦530年を迎えると、転生法にて甲龍暦330年(200年分)に巻き戻される。

ある条件とは、オルステッドが、ヒトガミを倒せなかったor自分が死亡。

そして、記憶は継承されます。しかもヒトガミは、オルステッドの未来も現在も見ることはできません。
ただヒトガミのいる『無の世界』も通常の方法では辿り着くことはできないため、ヒトガミは余裕をかましています。

20,000年以上もの戦闘経験と知識を得ていることになります。

転生法のデメリット

転生法の発動のデメリットは、肉体は振り出しに戻るため、ループした直後は、10年ほど筋トレなどのトレーニングに励むことになります。
また、魔力の回復も極めて遅くなります。通常の1000倍も遅くなります。

もしも、オルステッドが、何も考えずに魔術を放ちまくってしまうと、回復までに数年~数十年単位の時間がかかってしまうため、余程の事情がない限りは本気を出しません。

ループを繰り返し、何万年も生き続けているオルステッドなので、ヒトガミを倒してもらいたいですよね。

ヒトガミを倒すキーパーソンは、ルーデウスを引き込んだことが・・・とだけ言っておきます。

オルステッドがなぜ最強と呼ばれるのか?

七大列強の序列2位なんですが、1位の技神ラプラスと回復などを気にせずガチでやりあったら、オルステッドの方が強いと言われています。

全ての技と術を使用出来るオルステッド

オルステッドは『人の世界』に存在するあらゆる技や魔術などを神級以上のレベルで扱うことができます。
この世界の技や魔術は、初級から神級まで7段階あり、上級=一人前というレベルです。

しかも、龍神特有の固有魔術も扱えるため、最上級の『神級』なのにそれ以上はレベチ。

三大流派や奥義・光の太刀は素手

剣術の三大流派とは
剣神流
水神流
北神流


これら全てを習得しているパウロでさえ、最低でも木刀を持っていないと使えません。
それをオルステッドは素手。しかも片手で・・・

例えば、本来両手を使わなければ放てない剣神流の奥義である『光の太刀』をオルステッドの場合は、片手で放つことが出来ます。

しかも、魔術や剣術による絶大な強さを発揮した場合には『一撃で山や森を吹っ飛ばす』とまで呼ばれています。
さらには『未来予知の如く、対戦相手の動きを読んでしまう』ともいわれています。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
このように最強のオルステッド。何度も言いますが、本気ではないので、本気になったら恐ろしいですね。

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