無職転生

無職転生最強の七人!神の領域七大列強一覧で解説

今回は、2023年7月9日(日)から放送となったアニメ『無職転生II ~異世界行ったら本気だす~』の無職転生の『七大列強』について紹介していきたいと思います。

無職転生とは?

なろう系小説からスタートしている

『無職転生-異世界行ったら本気だす-』は、2012年11月22日より『小説家になろう』で連載開始。2014年1月24日、MFブックスから1巻が書籍化され、全26巻となっています。この小説の凄いところは、転スラが出てくるまで「このライトノベルがすごい!」にて2017年以降トップ10入りを5回果たしている優秀な作品です。そして漫画化もされています。

アニメ化でさらに人気に

第1期は分割され、1クール目は全11話で、2021年1月から放送。2クール目は全12話で、2021年10月から放送されました。そして今回2期目となる『無職転生 II ~異世界行ったら本気だす~』も全25話で2クールにわたって放送されることが明らかになっています。
1クール目は、7月から9月まで・2クール目は2024年4月から6月まで放送される予定となっています。

無職転生のあらすじ

高校時代のいじめがきっかけで、。20年間自室から一歩も出ずに引きこもっていた、34歳の無職の引きニートは、兄弟の手により絶縁状を突き付けられ無一文で家を叩き出されてしまう。

失意のまま街を彷徨っていた彼は、偶然見かけた高校生3人をトラックの暴走から助けようとして、あっけなく潰れて死んだ。ところが男が次に目を覚ましたとき、そこはなんと剣と魔法の中世風の異世界だった。

田舎の小村の下級騎士グレイラット家の長男、ルーデウス・グレイラットとして、転生を果たしたのでした。
ただ、意識は転生前のままながら身体は赤ん坊の姿として。

成長するにつれ、少年・ルーデウスとして転生した男は、この世界ならもう一度本気で生きていくことができるかもしれないと考える・・・。

※無職転生は主人公・ルーデウスの成長とともに、幼少期・少年期・青年期そして最終章と分かれ、それぞれにエピソードが展開されるストーリーで構成されているのが特徴です。

前世のトラウマを抱えながら、あらたな人生こそはとやる気に燃えるルーデウスは、この世界で優しい両親のもとすくすくと成長していきます。

そしてルーデウスは、3歳という幼さで魔術の才を見せ、魔族『ミグルド族』の水聖級魔術師ロキシー・ミグルディアを師匠として、さらに腕に磨くことに。
異世界で新しい人生を手に入れたルーデウスは、前世での後悔を振り返り、ときにはトラウマに悩まされながらも、懸命に生き、成長していきます。

第2期では、最愛の存在であるエリスに姿を消されたことで失意のどん底に落ちたルーデウスが再び立ち上がり、新たな冒険に臨んでいく姿が描かれます。

原作は何巻から読めばいい?

アニメ1期は、2021年12月19日に最終回を迎えました。
原作漫画版10巻51話〜11巻52話で、小説版だと6巻に相当する内容で、アニメオリジナルが、大半を占めていました。

なので、11巻の内容にはほとんど触れられていないため、2期は原作漫画版11巻『泥沼の冒険者』から、小説版は7巻から読むのがオススメです。

無職転生七大列強とは

簡単に言うと、世界最強の7人です。作中では以下のような言及がされていました。第二次人魔対戦が終わったころに技神ラプラスによって定められた人の世界で最も強いとされる7人。ラプラス戦役以前は、その名を知らない者はいないほどの知名度がありました。

しかしラプラスで、1位の技神と3位の闘神を除く5人の列強が参加し、3人が死亡したことで、下位列強が、以前よりも弱くなってしまったことに加え、上位陣の居場所もよくわからなくなったため、次第に名前が廃れていきました。

七台列強の選出方法は?

七大列強を倒した者がその順位を勝ち取り、それに応じて自動的に石碑に刻まれる紋章が入れ替わります。そして、一対一で戦う必要はなく一対多数でも変動するようです。戦闘以外で、七大列強の称号を持つ者が死亡すると神級の称号を持つ者からランダムで選ばれます。
このようにステータスの総合値で順位が決定しているわけではないので、順位=強さではないとなります。

1~4位はレベチ

順位=強さではないのは5位以下。
1~4位までは不動で、5位以下は4位以上に遠く及びません。
4位までは、世界すら滅ぼせる絶大な力を持ち『人知の及ばぬ本当の化け物』『戦ってはならん相手』と恐れられています。

序列の称号は次の順となっています。

七大列強・序列の称号
1位. 技神
2位. 龍神
3位. 闘神
4位. 魔神
5位. 死神
6位. 剣神
7位. 北神

7位.『北神』アレクサンダー・カールマン・ライバック

その前の7位が、父親である二代目北神の『アレックス・C・ライバック』になります。アレクサンダーは、7位の座を父親から譲り受けました。
ちなみに、アレクサンダーは、不死魔王アトーフェラトーフェの孫になります。

父親よりも強くなって多くの人達から慕われる英雄になろうとしています。
しかし自信過剰な一面があり、実力も高いですが王竜剣カジャクトに頼っている事から武器無しだと大したことはありません。

自信過剰以外にも欠点が多く、未熟な子どもという印象が強いですね。

6位.『剣神』ガル・ファリオン

剣術の操る者の中で最も強いとされる『剣神』の称号を得ていた。ギレーヌやエリスの剣の師匠でもあります。

七大列強の中では唯一の人族のため、人族では最強の戦士です。強くなるのには『飽くなき欲望を持ち続けなければならない』と考えており、オルステッドを倒したいというエリスのことは、気に入っているようでした。

ガルは、弟子のジノ・ブリッツに負けて剣神の座を退きしましたが、最後にヒトガミに協力し、ルーデウス陣営の前に立ちふさがります。

ガルは、ジノに敗北したことで自信を失い奥義『光の太刀』を繰り出すのをためらってしまったことで、エリスとルイジェルドに斬られ、そのまま死亡しました。

5位.『死神』ランドルフ・マリーアン

元々の列強5位は、魔大陸で猛威を振るっていた魔族の『ラクサス』でしたが、それを倒してランドルフが、5位になりました。

王竜王国の黒竜騎士団所属の騎士である死神ランドルフ。骸骨のような顔で右目に『空絶眼(空間を断絶し壁をつくる魔眼)』を持ちます。

得意な技は幻惑剣で、籠手の掌の部分にが吸魔石を装備しています。作中ではシーローン王国より左遷され、王竜王国で再起を図るパックス王子の護衛としてルーデウスたちの前に登場。

ルーデウスとは後に仲間になりますが、ベネディクトとパックスの子供の面倒を見なければならないため、VSヒトガミには、手を貸してくれませんでした。

先代の七大列強五位死神ラクサスを撃破してその地位につくも、地位を狙う者達の戦いがずっと続く事を嫌って料理人となって、定食屋を営みます。
しかし、経営力が無かったので破産してしまい、王竜王国の騎士に一度就任し、やがてシャガール子飼いの暗殺者になりました。長らく戦いから身を引いていたのもあり、戦闘力は七大列強最弱。

4位.『魔神』ラプラス

『魔神』は、初期では2位でしたが、ラプラス戦役で『龍神』ウルペンに敗北したため、4位に変わっています。

第二次人魔大戦で、ヒトガミの使徒となった闘神との戦いで、ラプラスの魂が裂けた際のもう1つの片割れです。魔大陸に住んでいる沢山の種族を従えている魔神でもあり、人間を滅ぼすために戦争を起こしました。

作中でもトップレベルの魔力や魔術・技術力・身体能力を持ち合わせており、魔術に関してはルーデウスをも上回るほど。
しかも、弱点を攻撃しないと倒せず、スペルド族の力を借りるか龍神オルステッドの神刀を使わないと倒せません。

その後、魔神殺しの3英雄と、復讐に命を懸けていたルイジェルドによって倒され、封印されることになりました。それでも魔大陸の者達から英雄と評されているのです。
オルステッドによると、魔神ラプラスは転生術によって約80年後に復活し仲間を集めて戦争を起こすようです。

3位.『闘神』闘神鎧

初期当初から序列3位のままです。闘神鎧を着ている者が負けたとしても、鎧を完全に破壊しない限りは、順位に変動はありません。ちなみに、闘神はラプラス戦役には、参加しませんでした。

闘神鎧は、魔龍神ラプラスが、1万年かけて作った最強の鎧のことです。その危険度の高さから、第二次人魔大戦では、魔龍神ラプラスですら装着を避けました。
闘神鎧は金色で、帝級レベルの魔術さえも無効化します。また、疲れや痛みも感じません。

しかし、魔力が強く、装着した者の自我を奪い、命が尽きるまで脱ぐことができない鎧です。装着者の意識がなくなった状態になると、武器の錬成、あらゆる武術のコピー、千種類を超える奥義から、もっとも適した技を選び放つようになります。

ヒトガミに騙されたバーディガーディが、キシリカを助けるために闘神鎧を盗んで装着し、魔龍神ラプラスを相打ちに持ち込めるほど追い詰めたのを見れば、その恐ろしさがわかるでしょう。

ちなみに、闘神鎧は正式な名称ではありません。闘神と呼ばれる者が装備したことから、闘神鎧と呼ばれるようになりました。
最初の装着者は、第二次人魔大戦における人族側の英雄『黄金騎士アルデバラン』です。そして、いつしか鎧自体が闘神の称号を得るようになりました。

2位.『龍神』オルステッド

ラプラス戦役で、列強4位の龍神ウルペンが、2位の魔神ラプラスに勝利したため『龍神』の順位が、4位から2位に入れ替わっています。

1位の技神ラプラスは消息不明なため、実質作中最強キャラです。人の世界に現存するすべての技と術を、神級以上で使用可能で、ルーデウスの全力の魔術も乱魔(ディスタブ・マジック)で、無効化するなど圧倒的な力を持っています。

実力としては凄まじく高く、すべての技を使いこなせ、大半の登場人物を本気を出さずに倒せる実力があるのだが、ヒトガミ以外は始末しないようにしているのです。

多くの人達から怖がられる呪いをかけられていますが、本人は穏やかな性格をしています。

またオルステッドは初代龍神の息子で、自分の故郷や家族を奪ったヒトガミを殺すために、転生法によって2万年をタイムリープを繰り返しています。龍族の秘術によって呪いがかけられているため、全力で戦うことはできません。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
だから2位にとどまっています。

1位.『 技神』ラプラス

七大列強を定めた人物なので、当然かもしれませんが、不動の1位。序列を作った理由は『自分を倒す者を探すため』と推測されています。

技神ラプラスは、闘神鎧を作った『魔龍王ラプラス』が、第二次人魔大戦でヒトガミの使徒になった闘神との戦いで、魔力を失った影響で魂が2つに裂けた片割れです。魂が分裂した後は、その影響で記憶を失くしています。

また、世界中のあらゆる『技』は、覚えていますが、魔力を持ちません。しかし、技神を見た者はほぼおらず消息不明。

ちなみに技神1位ではありますが、オルステッドの方が、魂が2つに裂ける前の魔龍神ラプラスを超える存在だと言われています。
その実力は、列強1位の技神ラプラスと4位の魔神ラプラスを合わせて、ようやく対等と言われるほどです。

入れ替わり

7位. 『北神』の入れ替わり

アレクサンダー⇒ルーデウスに入れ替わりました。

『ルーデウス陣営』VS『ギース陣営』のビヘイリル王国における最終決戦で、ルーデウス達がアレクサンダーと互角に渡り合い、アトーフェラトーフェが加勢したことで撃破。

ルーデウスは、その後表舞台からは姿を消していたため、彼が七大列強だったということはあまり知られていないようです。

6位. 『剣神』の入れ替わり

ガル・ファリオン⇒ジノ・ブリッツに入れ替わりました。

ジノは、ガル・ファリオンの妹の息子で、娘・ニナの夫でもあります。ジノは、ガルの娘のニナと結婚しようとしていましたが、ガルは彼の事を認めておらず、勝ったら許すと言う条件を出します。
ジノは、ガルと戦い、勝って序列6位になりました。

剣神になったジノは、自分自身や愛する者のためだけに剣を振るうと決めており、ヒトガミとの戦いにおいても中立な立場を保ったため、ルーデウスたちの手助けはしていません。

剣聖の地から出ることはなく、あまり名を知られることはありませんでしたが、それゆえに1番長生きをした剣神として知られています。

5位. 『死神』の入れ替わり

ランドルフ⇒ジークハルトに入れ替わりました。

ジークハルトは、ルーデウスとシルフィの2人目の子供。アレクサンダーに鍛えて貰ったのとラプラス因子のおかげで若くして強くなったのです。

成長したジークハルトは、パックスジュニアに付いて行き黒竜王国の騎士団長になり、それから数年後にはランドルフから七大列強5位の座を受け継ぎました。

ヒトガミとは

アニメ1期・少年期編では、大きな魔力災害で魔大陸に転移させられてしまったばかりのルーデウスの夢の中に現れたいくつもの役立つお告げで助けてくれたヒトガミ。

ちなみに無の世界で、生まれてきた者が『人神(じんしん)』になり代わった存在こそが『ヒトガミ』とされています。なので『人神(じんしん)』とは別の存在。

ヒトガミの本性

助言をして善人のようにしていますが、その腹の内は外道そのもの。相手のことを思いやっているように助言していますが、全て自分のために利用しているだけです。

無職転生の『七大列強』についてまとめ

今回は、無職転生の『七大列強』についてご紹介しました。

原作では、技神ラプラスや魔神ラプラスとの戦闘シーンはありません。しかし、その存在は七大列強の序列を見れば、恐ろしく強い人物であるのがわかります。

本編の終盤は、七大列強のメンツが、たくさん登場してくるので、戦闘シーンにかなり見ごたえがあります。

今回紹介しきれなかった七大列強の人物たちのエピソードもたくさんあるので、気になった方はぜひ原作小説やコミカライズも読んでみてはいかがでしょうか?

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