わたしの幸せな結婚

わたしの幸せな結婚 第8話感想 悪夢にうなされ倒れる美世!美世に近づく新とは?

今回アニメ『わたしの幸せな結婚』8月23日放送された第8話『悪夢と不穏な影と』についてです。
小説版では、2巻の第二章・漫画版では、3巻の20話~4巻の22話のストーリーあたりになります。

新たなキャラが登場

まず今回新たなキャラが冒頭から登場しているので、まずキャラ紹介からします。

尭人

尭人は、帝の子の次男であり、次代の帝位を継ぐ再有力 候補。その浮世離れした姿は、静かな威圧感があります。
清霞と幼い頃から付き合いがある仲。
そして、代々継がれる天啓=未来予知の異能があります。

天啓(てんけい)
未来を見る力(未来予知能力)。
代々帝の直系の血筋に受け継がれる異能。
国に降りかかる厄災を事前に知ることができるため、歴代の帝は国の危機を知り、それを回避もしくは最小限の被害で抑えてきた。

帝とは

天啓を授かり、国を治める最高権力者。
つまり今上帝=今上天皇のこと。当代の天皇を指します。
今上帝は、現在重い病で床に伏せています。

その他に前回もチョロっと登場した大海渡 征・鶴木 新も登場しましたが、第7話で説明しているので、そちらをご覧下さい。
https://www.animediatv.com/watakon-7wa

天啓が下る

オクツキが、何者かの手によって暴かれたことで、帝都には未曽有の危機が迫っていました。
そんな中、尭人に天啓が下ります。

オクツキ
郊外の人里離れた場所にある禁域の中の墓地で
異能者たちの墓』。

禁域は、一見ただの森のような場所にあり、歴代の帝やその一族に関する、一般に公開できない機密情報が隠されている場所。
立ち入りを厳しく禁じられた領域で、宮内省の管轄。
異能者や見鬼の才があるものは、総じて霊力が高く、死してなお霊魂が強い力を持っているため、一般的な供養では成仏できないことがあるため『オクツキ』は、そんな魂を封印しておく場所となっています。

清霞は、対異特殊部隊全体の指揮を執っている上司でもあり姉の元夫・大海渡と辰石家の長男で当主となったばかりの一志と共に、尭人の御前へ。

まず一志は、父が起こした美世誘拐・監禁事件について謝罪し、尭人の前に姿を現していることを詫び、今後は久堂家の麾下に入って信頼を取り戻せるよう働くと宣言しました。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
清霞に正装でないことを指摘されても、これが自分なりの正装だと前々からチャラい感じでしたが、ちゃんとやる時はやるんだなぁ〜。

尭人は、帝に代わって許しを与え、穏やかな口調で励ましの言葉を掛けます。
そして、尭人から告げられたのは、オクツキの封印が解かれたことにより、命を賭した危険な戦いが起こるということでした。
誰が危険なのかまでは、分からないようです。

帰り際、尭人は清霞の婚約したことに触れます。そして『これからいろいろと大変であろう』と伝えます。
天啓で見えたのでしょう。詳しいことは言いませんが、
『清霞ならば大丈夫だろう』と、言っていました。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
美世が薄刃家の人間なのは帝は、知っているはず。
薄刃家絡みで大変だということなのか?
美世の誘拐監禁事件にも、今上帝が絡んでいましたからね。

美世の悪夢

美世は、いつもと違い水色のワンピースを着ていました。これは、葉月による淑女の教育を受けていました。

洋装での歩き方やテーブルマナーなどを教わります。そして、自然な笑顔を出来るようにと言われます。
なかなか上手く笑顔になれない美世に葉月は、清霞のことを話すと美世が笑顔に・・・。

清霞の隣にふさわしい淑女になれるように一生懸命でした。葉月も無理をさせないように気遣いながら教えてくれており、いい関係となっていました。

美世は、淑女として非の打ち所がない葉月に少しずつ近付いているような気がして、清霞の隣にふさわしい淑女になるよう、懸命に日々を送っていました。

そんな中、葉月は美世から『葉月様』ではなく、家族になるのだから『お義姉さん』と呼んで欲しいと言います。
しかし、美世は香耶が『お姉様』と、呼ぶ嫌な声を思い出してしまい呼ぶことが出来ませんでした。

なので、『葉月さん』と、呼ぶことを提案すると、葉月は喜んでくれました。
清霞とも家族になるんだと、改めて考える美世でしたが、育った環境のせいで『家族とは何か』と、思い詰めてしまいます。

そして美世は、悪夢にうなされる日々で、弱っていました。葉月は理由は分からずも、美世が疲れているのを気にしていました。

清霞も尭人に言われた美世のことを気にして、美世が持つであろう薄刃の異能と、彼女が見る悪夢が関係しているのではないかと危惧していました。

人の心を読み・記憶を覗き・夢に入り込める者もいるという薄刃の異能。
美世の母・澄美以外に手掛かりがないため、引き続き情報屋に調査を依頼します。

清霞と新の対面

清霞のもとにやって来たのは、秘密主義の宮内省が送ってきた交渉役・鶴木 新。

オクツキが暴かれ、逃げ出した異形の行方を追っている宮内省は、付近に倒れていた怪しい男達を犯人と断定していました。
情報を明かす気のなかった宮内省は、手が足りていないことを理由に、清霞ら軍部にも事情を話すことにしたようです。
しかし、清霞は新が宮内省の人間ではないことを見抜きます。

そう新は本来、鶴木貿易という会社を営んでおり、普段から取引先の調査を行っているため、元より付き合いのある宮内省から依頼があれば交渉役も引き受けているのだそう。

そして、今後自分が軍部と宮内省との連絡係を担うことになると言って、2人は握手を交わします。
そして、新は清霞に『健闘を祈ります』と告げました。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
原作では、清霞は新を胡散臭いと思っていたようです。
お互い美世を守ると思っていますからね。
まぁ、ライバル同士ってことですから、今後どうなるのか?

異形との戦い

清霞ら対異特殊部隊は、オクツキの調査に向かっていました。
オクツキを暴いた実行犯の一人と思われる男は、生きているものの意識を失っていました。

一志は、呪いや術を解く『解術』の力を持っていましたが、生物ならともかく死者の呪いを解けるかどうかは、分からないと言いました。

そして、その男の解術を試みた一志が見たのは、恐ろしい呪いであり、自分では手に負えそうにないと怯えた表情を浮かべます。
一方、清霞は異形と化した怨霊たちに遭遇します。

そんなことは知らないはずの美世は、同じく異形が現れる悪夢に魘され、涙を流しながら目を覚まします。

時を同じくして、新は某所の桜の木の前で、謎の老人に『俺が守ります。それが俺の役目ですから』と、宣言します。
おそらく謎の老人も薄刃家の人間なんでしょう。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
美世を守るというのは本心なんでしょうが、今上帝とも繋がりのある新。
一体何が目的なのか?

そして、美世は葉月とゆり江と共に実践練習をしに街へ出掛けていました。
しかし、美世は悪夢のせいで寝不足のせいで疲れが出ており、葉月とゆり江にも見抜かれ心配し、帰ることにします。

その時、疲労の末に倒れてしまった美世を助けたのは、清霞ではなく、新でした。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
とうとう薄刃家が、美世と接触してきました。
これから美世は、どうなってしまうのか?

第9話『夢に溺れて』です。
清霞は、オクツキの件で忙しい中、美世の悪夢の原因をつかめるのか?
そして、倒れた美世ですが、今だに清霞に悪夢の話をしていません。
それは、忙しい清霞を気遣い自分の本心を言えない美世・・・
どうなるのか?
そして、新はどうこの2人に関わってくるのか?

AD

-わたしの幸せな結婚