わたしの幸せな結婚

わたしの幸せな結婚6話感想 異能バトル勃発で盛大に斎森家が大炎上!

今回は、アニメ『わたしの幸せな結婚』8月9日に放送された第6話『決意と雷鳴』についてです。
原作版だと1巻の四章~五章・漫画版だと3巻の14話~17話となります。

誘拐された美世

前回5話では、誘拐された美世。
そして6話では、誘拐された美世が目を覚ましたのは、幼い頃にも閉じ込められたことのある斎森家の蔵の中でした。

両手を縛られて吊り下げられた美世のもとへ現れたのは、妹・香耶と継母・香乃子でした。
二人は、清霞との縁談を断るように脅します。

前の美世なら謝ったり、言うことをきいていたのに、今の美世は違います。
そんな美世に、香耶はハサミを持ち出し、清霞が贈った着物を切りながら脅します。

それでも言うことをきかない美世に、首にハサミを突き付け、言葉でも罵られ、心身ともに衰弱させていきます。
なかなか言うことをきかない美世に苛立ち、香乃子は扇子で頬を叩く暴力に出ます。

それでも美世は、清霞を諦めることなど考えられませんでした。なので、どんなに暴力を受けたり、暴言を吐かれても耐えました。

それだけ美世にとって清霞は、大切な存在となりました。
今までは、斎森家の地獄のような生活を送り、命が早く尽きないかと思っていました。

しかし、清霞と出逢ったことで生きたいと思えました。
美世は清霞とずっと居たいと願っていましたが、清霞の方が『ここに居て欲しい』と、言ってくれました。
勿論美世もそうしたかったので、清霞との約束を守るために・・・

それに、斎森家の美世に非道な扱いをし続けたのに対して、清霞との生活は、当たり前のことも美世にとっては、小さなことでも幸せを感じ、人間らしく生きられる所だったのです。
そんな幸せをやっと掴んだのに、また地獄の斎森家に戻りたいなんて思うわけがありません。

外では異能バトルが繰り広げられており、雷鳴が轟き清霞が来ていると分かり、早く美世に言わせようと焦る香那達。
そのため、どんどん暴力も激しくなり、殴る蹴るやら目をそらしたくなる暴力。
しかも、香那は美世の首を絞める暴挙に出ます。

そんな暴力にも屈しず美世は『絶対に譲らない』と、固い意志を貫きました。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
早く清霞助けに来てよ!!

撃沈の香那

結果的に幸次が、美世が監禁されているのは、蔵ではないかと察し清霞と向かいます。清霞が間一髪の所で、助けにきました。

清霞が蔵の扉を開けると、そこにはボロボロの姿で涙を流す美世がいました。慌てて駆け寄り、美世の身体を抱き起こす清霞。
『私なんかのために、こんなところまで、ありがとうございます』と、清霞を見て安心し意識を失ってしまいます。

憤慨している清霞ですが、意外と冷静にしていましたが、それが逆に怖い。

こんな状況でも香耶は、言い訳をします。間違いを正そうとしただけで、自分は悪くないと主張します。

間違いとは、いつも一番である香耶ではなく、使用人以下の美世が久堂家に受け入れられたことでした。

何も悪いこともしていない無抵抗の美世をこんなにまでボロボロにしているのに、それでも傲慢な態度の香耶を『黙れ』と一蹴し、そんな香那なんて『天地がひっくり返ってもありえん』と言い放ち、美世を抱きかかえ去っていきます。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
そりゃ、こんな傲慢女は、清霞が一番嫌いなタイプの女ですからね。もしも香那が嫁に行ったとしても追い出されるわぁ。

 

家や庭は炎に包まれていますから、混乱する香耶に、避難しようと声を掛ける幸次。

香耶は、幸次が好きなのは美世なのだから、自分を置いて逃げればいいと怒ります。
しかし幸次は、自分にとっての一番は美世だと宣言したうえで、優しい美世を悲しませないために、自分も香耶も避難するのだと強く言いました。

今回は幸次のおかげでした。
清霞と幸次にフラれた香那。しかも美世に惨敗なん屈辱的ですからね。ざまーでした。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
まぁ、でも香那も姉より優れていないといけないと母親に育てられたからこうなってしまったのは、少し気の毒かな?

亡き母の夢

清霞に抱えられて避難する美世は、亡き母・澄美の姿を見ていました。
桜の樹の下に立つ澄美は、美世に微笑みかけます。
そして『つらい思いをさせてしまってごめんなさい。自分を信じるのよ、あなたの中のその力を』と、伝え消えていきました。

美世は、自分の『力』とは何なのか、疑問を抱きます。

異能バトルで斎森家大炎上

斎森家に冷静に向う清霞に対して、焦る幸次。本当に美世が斎森家に居るのか確認していました。
間違いなら美世が危ないのと、強行手段を取るかもしれないので、間違いでは許されないので、冷静に判断したんでしょう。

清霞は異能・雷で、雷鳴を轟かせ門を破壊し強行突破。

幸次が、門を叩いても開けてこないため。
驚いて家から出てきた斎森真一は、門は破壊されるし『美世は何処だ』と言われたりで、何のこっちゃら訳ワカメ。
どうやら美世の誘拐に関して一切知らされていなかったようです。

真一は、香那と幸次の婚約させている理由は、
異能を持つ後継ぎが望める可能性がある相手で、尚且つこちらが余計な気を使わずに済む家の人間だから
そして、香那ものびのび暮らせると思っていたから。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
だから、香那が清霞と婚約したいと言ったのを聞き入れなかったんです。ある意味何の不満もないですからね。

辰石・真一は結界を張る

辰石は『美世は戻らないと言っている』と言っていると諦めるように言うも、清霞は美世に直接聞くとお互い引きません。
そして異能バトル勃発。

真一は訳ワカメなので、辰石に状況を聞いても『娘に聞け』と言われ、逆に『家がどうなってもいいのか?』と、一緒に手を貸すように言います。

辰石は異能・風で攻撃

清霞は、片手であっさり結界を破ります。
次に辰石は、風をお越し清霞に攻撃しますが、全く効きません。

清霞は異能・雷を、辰石に落とします。

辰石が、攻撃し美世の所に行かせないため、辰石に直接雷を落とします。
真一は、何も知らないからか雷は落とされませんでした。

辰石は、倒れながらも起き上がっていました。清霞が手加減しているようです。
幸次は清霞の実力に戦いにすらならないと、父親を哀れな目で見ていました。

辰石は異能・炎で背後から攻撃

美世の居る所は使われてない蔵と察した幸次が、清霞を案内しようとすると、背後から辰石は、炎で攻撃を仕掛けます。

狭い所で、草木や家もあるのに何も考えず炎を使う辰石に『愚か』だと言い放ちます。
美世を渡さない一身で、形振り構わず炎の竜巻で攻撃を続けます。

清霞は結界と異能・雷で攻撃

炎を結界で避け清霞には無意味。しかし、案の定斎森家は炎上。
そして、清霞は先程のよりも強力な雷を辰石に落とし気絶させました。
そして、美世の居る蔵へと向かいます。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
清霞に敵うわけもないのに、諦めることなく攻撃する辰石親父のガッツは、認めてあげましょう。

背後の帝とは?

無事に美世は久堂家に戻り、意識を取り戻します。
ゆり江さんは、泣きながら安堵していました。
これで久堂家で平穏な生活が送れるのかと思いきや何だか不穏なことがありそう。

シーンが変わり、薄暗い部屋に布団に居る老人と、今回のことを報告している者がいました。

この2人は、老人の方が『今上帝』・報告しているのが『鶴木新』。

どうやら辰石を裏で操っていたのが、今上帝。
辰石が、美世を手に入れられなかったことについて、恨み言を呟いていましたから。
薄刃の血が、久堂家のものとなることが許せないようです。

そんな帝に、次なる行動の許可を請うのが、鶴木新になるようです。
必ずや、あの異能は潰すのだ』と、帝はそう言って、新に行動の開始を命じるのでした。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
清霞がお邪魔なのねー。
しかし、何故清霞が邪魔なのか今後明かされるでしょう。

ちなみに、歴代の帝は異能『天啓』によって国の危機を知り、異能者に異形討伐をさせることで危機を回避したり、被害を最小限に収めたりしてきました。

『天啓』は、代々の帝の直系の子孫に受け継がれる異能で『神から国に降りかかる厄災をあらかじめ教えられる』というもの。
一言で言うなら『未来予知』の能力ですね。

強力な異能とはどれなのか?

夢見の力

薄刃家の女性だけが継承されると言われているほどに、珍しく、最強とも言われる異能です。
とても強い能力で、以下のような効力があるとされています。

・人の夢に入り込んで、夢を操ることができる。

・入り込んだ人物の精神をコントロールすることができる。

・過去〜未来までを予知(見通す)することができる。

夢や精神を操作することが可能となっており、場合によっては、世界を征服することさえもできてしまう力を持っています。

今後の斎森家はどうなる?

今回辰石の起こした騒動がきっかけで、斎森家の屋敷は火事で焼失してしまいます。
更に、一連の騒動の責任を取るため斎森家は、業界から退くことで事実上没落します。

斎森家は古くから異能者を輩出する名門ですが、美世の母が嫁ぐ頃から落ち目で、過去に築いた財産や地位でかろうじて名家の体裁を保っている状態でした。

もう少し詳しく説明すると、小説版・7巻時点での斎森家の人々の状況ネタバレになりますが、

父・真一と継母・香乃子の場合

家は全焼し、騒動の責任を取るため二人で地方の別邸に移り住むことになります。
その結果、業界から退くことで事実上の没落となっります。
そのため、使用人達は大半が解雇されます。

妹・香耶の場合

清霞の意向で、特別厳格と有名な家に奉公に行っているようです。

辰石 幸次の場合

過去の自分と決別するために旧都で異能者として修行中。その後、軍隊に入隊し充実した毎日を送っているようす。

幸次と香那の婚約は、白紙とはなっていないようです。
おそらく、この2人が斎森家の再興の可能性は、その後わずかに残しているのかもしれません。

立石家のその後は?

幸次の父・辰石実は、美世を嫁にすることに失敗し、失脚します。その後は、辰石家の当主に幸次の兄・一志が、滞りなく引き継ぎました。
辰石家の取りつぶしを免れる代償として、久堂家の麾下に入りました。

投稿者ひつじ
投稿者ひつじ
帝の『必ずや、あの異能は潰すのだ』で、平穏な日々は続きそうにない清霞と美世。
今度は、清霞が危なさそうですね。

AD

-わたしの幸せな結婚