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ガンダムシリーズ

水星の魔女とシェイクスピアの”テンペスト”との深い共通項を考察してみました!!

絶対にある!水星の魔女のシーズン3

今回は、残り5話となった水星の魔女。個人的には、7-10月は呪術廻戦のシーズン2が放送されるので、その後10月頃から3部へと展開してくと予想していますが、最近の展開が妙に早い。

シーズン3は?

が!話の規模感がデカくなり始めているので深く掘っていくなら3部は確実かと・・・。今後の展開がかなり気になりすが、この水星の魔女とシェイクスピアの「テンペスト」は沢山の考察がある通り、かなり多くの共通点が見受けられます。

今回は、その共通点について解説していこうと思います。特に最近の水星の魔女には、リプリチャイルドやガウンの子、そしてガンダムキャリバーンと言った気になるワードが沢山出てきています。その水星の魔女の共通点のあるシェイクスピアの最後の作品と言われている「テンペスト」は、彼の最も興味深い戯曲の 1 つとして広く知られています。

悲劇をテーマとしたイメージが強いシェイクスピアですが、テンペストはどのような作品だったのでしょうか?「テンペスト」は魔法の要素と深遠なテーマで観客を魅了するユニークな物語として展開していきます。早速、テンペスト(別題.あらし)がどんなあらすじなのかを見て行きましょう!

リプリチャイルドって結構怖い!

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リプリチャイルド

テンペストと水星の魔女の共通項の前に、気になるワード①”リプリチャイルド。スレッタは、プロローグで出て来た少女エリクトのDNAで作られたクローンでした。リプリですが、勿論リプリント(複写)の意味もあると思いますが、個人的にはreplete(リプリート)全部ある、完全な。豊富にある。ここからきていると思っています。

次のワードガウンの子につながっていくんですが、パーメットの中でしか生きられないエリクトを自由にするにはスコア8以上に到達しなければならない。そのためにはエリクトのクローンが沢山必要になった。なので沢山実験を繰り返し13体ものエリクトのクローンを作り出した。じゃあ~、他の11体は失敗してデータストームに生体コードをエリクトの様に移したって事になりますね。

ガウンの子

意味がとても深い!気になるワード”②”ガウンの子。このガウンの子とは、北欧の1662年にスコットランドで魔女とされた人の自白により、カヴンには13人の人間がいます。と言ったらしい。そこから13人の魔女の集まりをガウンの子と呼んだそうです。諸説ありですが。

結構見ていると、罪の告白やガウンの子と言ったある種の宗教的要素を盛り込んでいて、水星の魔女はとても面白い!だからエリクト+スレッタ+11体のガンビットで13人の魔女団。ガウンの子だったんですね!

明らかになる陰謀‼2作品の共通項

水星の魔女とテンペストの共通項

物語の始まりは、父プロスペローが娘ミランダとともに暮らす小さな島での劇的な難破から始まります。この不運な船には、ナポリ王アロンソとその息子フェルディナンドのほか、様々な廷臣たちとプロスペローの弟達が乗っていたが大きな波に飲み込まれ、小島へと流れ着きます。実は、この嵐を引き起こしたのが、しぶしぶプロスペローの指揮下にあった妖精エリエル。かつてプロスペローによって邪悪な魔女シコラックスから救われましたが、主人の虐待にうんざりしていました。

本来であれば、プロスペローがミラノの公王でしたが、弟(現在の公王)によって追放され、命からがらこの島に辿り着いたのでした。そして、その島の先住民がキャリバンは、魔女シコラックスの息子。後にプロスペローに騙されて島も奪われ、彼の魔術で逆らうことも出来ずに、舞台の場面では洞窟住まいで下働きをさせられている。ここからプロスペローへの復讐が始まる。そしてその島で、12年の歳月をかけ魔力を手にしたプロスペローは、自らを追い出した弟に復讐するためにエアリアルに命令しました。

この時点で、プロスペローは男ですが、一部映画では、主人公のプロスペローをプロスペラという女性に置き換えています。この辺りも水星の魔女との共通点ですね。更に追放され命からがら島に逃げたのも「水星の魔女」では、エリクトが 4 歳の誕生日にヴァナディース事変が起こり、スレッタ・マーキュリーという名前の別の登場人物が、16歳でアカデミーに入学する決意をします。

その間12 年間という時期と一致しています。そして復讐。妖精の名もエアリアル。魔法はありませんが、パーメットと言う新たな技術もある種魔法と呼べるでしょう!エアリアルの仲間の妖精には、豊穣の女神"セレス"も登場します。エラン君の名前はケレスです。もじってるんですかね~?これから化け物と呼ばれるガンダムキャリバーンに載ろうとしていますが、僕も仲間にと言う事で、エラン・ケレスも加わりました。先住民の名前が怪物キャリバンと共通点が沢山見つかります。

水星の魔女とテンペストの共通点をまとめてみると

  • テンペストには、プロスペロー(プロスぺラ)水星の魔女では主人公スレッタの母の名はプロスペラ。
  • 追放され島に逃げ延びる。水星へ逃げ延びる。
  • 魅惑的な精霊エアリアルの存在は、「テンペスト」と「水星の魔女」の両方で重要。
  • 豊饒と豊穣を表す女神セレスが登場し、水星の魔女ではエラン・ケレスが登場する。
  • テンペストでは12 年間かけて魔法の力を獲得した。「水星の魔女」エリクト4歳の頃逃げ延び、12年後の16歳で学園に入学した。
  • プロスペローは魔術師として知られており、女性であれば「魔女」と呼ばれることでしょう。
  • どちらの物語も復讐をテーマに展開します。
  • どちらの物語でも、エアリアルはプロスペロー(プロスペラ)の命令に従います。
  • プロスペロの娘ミランダとナポリ王の息子フェルディナンドの間にロマンスが生まれます。
  • 水星の魔女では、スレッタとミオリネが婚約します。

と共通点が多いことがお分かりになるでしょう!興味深いのが、水星の魔女エラン・ケレスですけど、テンペストでは豊穣を表す女神セレスですが、この女神セレスの存在は、象徴性と深みの層を追加し、再生、成長、生命の周期的な性質のテーマを強調しているとあります。エラン君そのままじゃないですか!強化人士として再生し、現在5号君は、生き延びるため必死で成長をとげ、4号君は焼却処分され生命の周期として新たに5号として作られる。このテーマを上手く使って話の中に組み込む。いや~恐るべしです。

テンペストの最期はどうなるのか?

テンペストは、最終的になどうなるのかと言う事ですが、まずは、キャリバンのプロスペラへの復讐ですが、土の妖精キャリバンは、配膳係のステファノー・道化のトリンキュロー達と手を組み復讐を果たそうとしますが、プロスペローの魔法に敗れ、最終的には、キャリバンはプロスペローに従属することとなります。

そして、プロスペローの復讐はと言うと、エアリアルの力で、プロスペローはナポリ王、その従者、そして大地の精霊キャリバンの報復を乗り越え、魔法で皆を惑わします。ナポリ王を打ち負かしたプロスペローは、ミラノ公王の座を返還することを条件に皆を許すことにしたのです。そうなると、ガンダムキャリバーンで母プロスペラを止めに行くが、スレッタは、パーメットで消滅し失敗するって事になるかもですね。エンディングに出てくるスレッタのような人物は、外見スレッタっぽいが中身はエアリアルに入っていたエリクトなのかもですね。

そして復讐を達成したプロスペラは全てを許す展開に?若しくは最終的にはエリクトが止めるみたいな未来が垣間見える気がしましたが皆さんはどう思いますか?ガンダムと言えば、ニュータイプ。水星の魔女では、ニュータイプ=魔女だと定義すれば、魔女明らかに進化した人類ですからパーメット耐性を持つ新人類エリクトが最終的には主役になる?な~んて思いつつ展開を楽しみにしたいと思います

「テンペスト」「水の魔女」には確かに類似点がありますが、「水の魔女」は独自のキャラクターと物語を備えた明確で独創的な作品です。ここで描かれた比較は、2 つの物語に共通するテーマとモチーフを強調することを目的としています。見ているだけとても考察しがいのある楽しい作品、水星の魔女。ガンダムファンならずとも、初めてガンダムシリーズを観る人にはとっても入りやすい素晴らしい作品です。

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